岡谷市議会 > 1989-03-22 >
03月22日-07号

  • "税務課"(/)
ツイート シェア
  1. 岡谷市議会 1989-03-22
    03月22日-07号


    取得元: 岡谷市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-10
    平成 1年  3月 定例会(第1回)     平成元年第1回岡谷市議会定例会会議録(第7号)                        平成元年3月22日(水曜日)●議事日程 ▲日程第 1 議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例 ▲日程第 2 議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 3 議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 4 議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 5 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 6 議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 7 議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例 ▲日程第 8 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例 ▲日程第 9 議案第21号 岡谷市文化会館条例 ▲日程第10 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例 ▲日程第11 議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例 ▲日程第12 議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 ▲日程第13 議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例 ▲日程第14 議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例 ▲日程第15 議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例 ▲日程第16 議案第28号 岡谷市岡谷駅前広場等条例の一部を改正する条例 ▲日程第17 議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例 ▲日程第18 議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例 ▲日程第19 議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 ▲日程第20 議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例 ▲日程第21 議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約 ▲日程第22 議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について ▲日程第23 議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について ▲日程第24 議案第36号 土地改良事業の施行について ▲日程第25 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算 ▲日程第26 議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 ▲日程第27 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 ▲日程第28 議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算 ▲日程第29 議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算 ▲日程第30 議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算 ▲日程第31 議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算 ▲日程第32 議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算 ▲日程第33 議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算 ▲日程第34 議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算 ▲日程第35 議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算 ▲日程第36 議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算 ▲日程第37 議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算 ▲日程第38 議案第50号 平成元年度岡谷市水道事業会計予算 ▲日程第39 議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第40 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号) ▲日程第41 議案第53号 昭和63年度健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第42 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号) ▲日程第43 議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第44 議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第45 議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号) ▲日程第46 議案第58号 消費税廃止を求める意見書         -----------------●本日の会議に付した案件 ▲日程第 1 議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例 ▲日程第 2 議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 3 議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 4 議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第 5 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 6 議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ▲日程第 7 議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例 ▲日程第 8 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例 ▲日程第 9 議案第21号 岡谷市文化会館条例 ▲日程第10 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例 ▲日程第11 議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例 ▲日程第12 議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 ▲日程第13 議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例 ▲日程第14 議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例 ▲日程第15 議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例 ▲日程第16 議案第28号 岡谷市岡谷駅前広場等条例の一部を改正する条例 ▲日程第17 議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例 ▲日程第18 議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例 ▲日程第19 議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 ▲日程第20 議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例 ▲日程第21 議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約 ▲日程第22 議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について ▲日程第23 議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について ▲日程第24 議案第36号 土地改良事業の施行について ▲日程第25 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算 ▲日程第26 議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 ▲日程第27 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 ▲日程第28 議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算 ▲日程第29 議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算 ▲日程第30 議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算 ▲日程第31 議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算 ▲日程第32 議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算 ▲日程第33 議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算 ▲日程第34 議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算 ▲日程第35 議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算 ▲日程第36 議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算 ▲日程第37 議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算 ▲日程第38 議案第50号 平成元年度岡谷市水道事業会計予算 ▲日程第39 議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ▲日程第40 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号) ▲日程第41 議案第53号 昭和63年度健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ▲日程第42 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号) ▲日程第43 議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第44 議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号) ▲日程第45 議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号) ▲日程第46 議案第58号 消費税廃止を求める意見書 ▲日程追加  議案第59号 衆議院議員の定数是正に関する意見書 ▲日程追加  議案第60号 消費税の凍結及びリクルート真相究明に関する意見書         -----------------●出席議員(26名)          1番   片倉久三君          3番   今井密子君          4番   大沢章則君          5番   今井友吉君          6番   柴  守君          7番   清水隨豊君          8番   田中親雄君          9番   三井正二君         10番   林 光一君         11番   田中正人君         12番   手塚邦明君         13番   花岡三郎君         14番   浜 常治君         15番   原  宏君         16番   増沢千明君         17番   林  稔君         18番   山田拓男君         19番   林 公敏君         20番   宮崎福二君         21番   宮坂清海君         22番   宮沢健治君         23番   山崎芳朗君         24番   山田一久君         26番   片倉万吉君         27番   小沢竜美君         28番   羽吹義雄君         -----------------●欠席議員(1名)         25番   山田五郎君         -----------------●地方自治法第121条の規定による説明のため出席した者         市長        林 泰章君         助役        小口利行君         収入役       林 正茂君         教育長       八幡栄一君         企画部長      小松幸雄君         総務部長      小野文義君         民生部長      手塚文武君         福祉部長         兼福祉事務所長   武井政次郎君         経済部長      清水 忠君         建設部長      新居 靖君         都市開発部長    河口今朝美君         水道部長      斉藤文夫君         消防長       林 忠男君         監査委員      小口公男君         教育次長      小口泰良君         岡谷病院長     草間昌三君         岡谷病院事務長   原 保人君         塩嶺病院事務長   長沼金作君         監査委員         事務局長      小口米男君         企画課長         兼秘書課長     笠原直行君         財政課長      折井弘育君         庶務課長      中原寛毅君         -----------------●議会事務局職員出席者         局長        青島一郎         次長        増沢政幸         庶務主幹      百瀬勝人         議事主幹      鮎沢史明         主任        有賀さち子          午前 9時30分 開議 ○議長(片倉久三君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。         ----------------- ○議長(片倉久三君) この際、3月1日の議案第1号 岡谷市等公平委員会委員の選任において同意されました宮沢俊朗君からごあいさつを願うことにいたします。 宮沢俊朗君、登壇願います。         〔公平委員会委員 宮沢俊朗君 登壇〕 ◎新公平委員(宮沢俊朗君) このたび、公平委員に御同意いただきました宮沢俊朗でございます。公平を旨といたしまして努力いたす所存でございますので、よろしくお願いいたします。(拍手)         ----------------- △日程第1 議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例 △日程第2 議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第3 議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 △日程第4 議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 △日程第5 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例 △日程第6 議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 △日程第7 議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例 △日程第8 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例 △日程第9 議案第21号 岡谷市文化会館条例 △日程第10 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例 △日程第11 議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例 △日程第12 議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正するる条例 △日程第13 議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例 △日程第14 議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例 △日程第15 議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例 △日程第16 議案第28号 岡谷市岡谷駅前広場等条例の一部を改正する条例
    △日程第17 議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例 △日程第18 議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例 △日程第19 議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 △日程第20 議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例 △日程第21 議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約 △日程第22 議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について △日程第23 議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について △日程第24 議案第36号 土地改良事業の施行について △日程第25 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算 △日程第26 議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第27 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 △日程第28 議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算 △日程第29 議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算 △日程第30 議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算 △日程第31 議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算 △日程第32 議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算 △日程第33 議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算 △日程第34 議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算 △日程第35 議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算 △日程第36 議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算 △日程第37 議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算 △日程第38 議案第50号 平成元年度岡谷市水道事業会計予算 ○議長(片倉久三君) 日程第1 議案第13号から日程第38 議案第50号までの平成元年度関係38議案を一括議題といたします。 この議案は、それぞれの担当委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 まず、総務委員会担当議案について一括報告を願います。 総務委員長。         〔総務委員長 今井密子君 登壇〕 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 総務委員会に付託された議案につきまして、去る3月14日、15日及び16日の3日間にわたり委員会を開催し、また14日には現地視察も行い、それぞれ慎重に審議をいたしましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。 議案第13号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第14号 岡谷市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例 総務委員会としては、他の委員会の要望事項等を踏まえ、市民サービスを低下させないこと、また職員の労働強化につながらない配慮をされ、年次休暇についても消化しやすい体制をとられるよう要望いたしました。なお経済委員会より、本条例改正の適用を受けない臨時職員等の労働条件については十分考慮されたいとの要望がありました。資料№1時間外勤務の状況調べ参照。審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第15号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第16号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、以上2議案については、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例 市税条例の改正により市税収入は減収3億 1,200万円になり、市民にとっては個人市民税(市民税と県民税を合わせたもの)ではすべての段階で減税になるとのことでありました。入湯税については目的税として地方税法に定めがあり、市としても税目を創設し、税率等については近隣の下諏訪町を参考にして設定したとのことでありました。当面は、平成2年2月にオープン予定の仮称ヘルシーパルを想定しているとのことでありました。今回の税制改正は、市財政へも大きな影響を与えるものであり、また電気税が非課税であった世帯でも、一律3%の消費税が課税されることとなり、直ちに賛成できないとの意見もありました。国の税制改革に伴う改正であるので、地方行政の立場から賛成するとの意見もありました。審査の結果、委員会としては賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第18号 岡谷市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 委員会としては、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例 付託前質疑のありました市民会館の岡谷市振興公社への管理委託については、市民の利便等を考慮した点、また使用申し込みに対しては委託することによって柔軟に対応する体制をとっていけるとのことでありました。また、市民会館の存続期間については、市民会館は老朽化しているが、まだ使用できる状態にあり、市民の意向等もしんしゃくしながら、当分の間は使用してまいりたいとのことでありました。文化センターゾーンの改修計画については、図書館を除く文化施設のあり方について一定の考え方をまとめ、今後検討してまいりたいとのことでありました。この際、総務委員会所管の各施設の使用料の改正につきまして、消費税関連部門について審査の結果を御報告申し上げます。 今回の消費税にかかわる市の基本的な姿勢については、国会で議決し、法が成立公布されたもので、地方自治体はこれを遵守する立場にあり、今後その仕組みや不十分な点、あるいは改めるべき課題等については、意見を申し上げてまいりたいとのことでありました。〔・・・・・・・・・・・・・・・発言取り消しにつき削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〕また、小中学生にかかわる使用料の点については庁内的には検討したとのことでありましたが、小中学生にまで消費税を課す点については納得できないとの意見がありました。総体的には、消費税関係は一般会計では2.76%になるとのことでありました。消費税導入については賛成できないとの意見がありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例 文化、社会教育、体育等、すべての施設に消費税を課す点について賛成できないとの意見もありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第21号 岡谷市文化会館条例 文化会館条例を提案する基本的理念につきましては、付託前質疑の際、市長より答弁のありました点を踏まえて、岡谷市の文化振興のために努力してまいりたいとのことでありました。また、振興公社と議会とのかかわりにつきましては、極力議会に報告してまいりたいとのことでありました。。振興公社と教育委員会の施設等の関連性については、管理運営を市長から教育委員会に委任し、教育委員会から振興公社へ委託するものでありますが、この内容は施設設備の使用申請の受理、使用許可、利用の調整、使用料の徴収及び収納、保守管理等であるとのことでありました。オープニング事業については、11月3日にウイーン交響楽団、1月にはバレエ、3月にはオペラ公演の3本の柱を予定しているとのことでありました。観客の中で、母子等に対する対応については、大ホール14席、小ホール4席の母子室を設置してあり、これで対応してまいりたいとのことでありました。文化会館の愛称については、平成元年度の早い時期に決めてまいりたいとのことでありました。休館日使用の申し込みがあった場合には、市長が検討し、対応できる場合も含みとしてあるとのことでありました。使用料に消費税相当額を含んでおり、条例に反対であるが、かおり高い市民文化振興施策を期待したいとの意見もありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算中、総務委員会に付託された部分について、審査の主な点を御報告申し上げます。 国の税制改革に伴う消費税について、ここで御報告申し上げます。資料№2平成元年度一般会計消費税相当額調べ参照。資料№3平成元年度当初予算消費税算入額調べ参照。資料にあるとおり、一般会計では歳入 864万円に対して、歳出では1億 2,726万 5,000円になるとのことでありました。今回の税制改革に伴う地方自治体の減収分については、国でその7割を補てんし、3割は地方の負担になるとの説明がありました。一般会計、特別会計等、総計の消費税相当額は歳入 4,872万 1,000円、歳出では2億 5,573万 6,000円となり、差し引きで約2億 700万円の負担増になるとのことでありました。地方自治体における消費税負担額等を考慮すると、市財政に与える影響が大きい点等、また国の公約違反と強行採決等、決定するまでの手段に大変問題があるとの意見がありました。4月1日実施について準備期間の不足、消費税に対する苦情等が続出している現段階では、時期尚早であり、賛成できないとの意見もありました。国の施策は施策として受けとめ、消費税について地方自治体としては誠実に実施していく姿勢が大切であるとの意見もあり、また問題点等については今後検討していく中で、国等に対して働きかけをしていく姿勢が示されているので賛成するとの意見がありました。 歳出第2款1項1目一般管理費13節委託料、付託前質疑がありました委託料につては別紙のとおりであります。資料№4一般会計委託料調べ参照。 第2款1項7目企画広報費19節負担金補助及び交付金、地域情報化サミットについては、昨年の大分県湯布院町での開催に引き続き、第2回目を郵政省、県、市等の共催により、(仮称)信州ニューメデイ祭 '89を11月8日~10日に岡谷市及び上田市を会場として開催されるものであります。岡谷市では文化会館をメーン会場とし、衛星中継を利用したテレビ対談やCATVの実験、パネルディスカッション等を基本にして計画を進めているとのことでありました。資料№5諏訪テクノレイクサイド推進協議会負担金、長野県テクノハイランド開発機構基金負担金参照。 第2款1項9目財産管理費25節積立金、ふるさとまちづくり基金積立金、ふるさとまちづくり基金積立金については、市民の意見を聴取する方法等について検討中でありますが、本年度中には意見を踏まえて、ふるさと創生事業を実施してまいりたいとのことでありました。 第2款1項19目文化会館建設費、11月3日オープンする文化会館につきましては、本体工事31億 4,430万円、別途工事1億 970万円、舞台用備品ほかで約2億 900万円であります。この舞台用備品の内容は照明備品 2,400万円、舞台用備品 3,500万円、ピアノ 3,900万円、その他の備品は種類が多く 2,300点くらいになるとのことでありました。落成式費用を含め、文化会館建設費等は約36億 3,700万円になるとのことでありました。 第2款第2項1目税務総務費、電算業務のデータのチェックにつきましては、抜き出し検査を行い、ミスのないよう最善の努力をし、また未納の徴収業務につきまして2人制で当たり、仮領収証発行に当たっても月1回の点検等を実施し、慎重に対処しているとのことでありました。 第2款4項2目選挙啓発費、候補者及び議員の寄附行為の禁止に伴い、贈らない、求めない、受けないの趣旨を啓発してまいりたいとのことでありました。 第10款1項1目教育委員会費、教育長より日の丸、君が代の歴史について、君が代の出典は「賀の歌」という名称で、仲間の長寿のお祝いの歌として国民に長く歌われ続けてきたものである等、詳細なこの歌の歴史的経過の説明を受けました。しかし、明治、大正、昭和の時代に戦争に突入し、日の丸、君が代が軍国主義の国のシンボルとして利用されてきてしまったが、これからの指導方針としては、平和の象徴として教えていくことが大切ではないかとのことでありました。 第10款2項小学校費、3項中学校費、児童生徒数の学級編制上に伴う問題点について、今後の課題といたしました。資料№6学校別児童生徒数、学級数の推移参照。 歳入、超過負担については資料を参照してください。資料№7平成元年度当初予算における超過負担額調べ参照。 第1条第1表歳入歳出予算中、第2条第2表債務負担行為、第3条第3表地方債中、第5条各担当部分については別段異議ありませんでした。 以上、総務委員会に付託された部分については、税制改革に伴う消費税の導入もあり、厳しい財政計画ではありますが、文化会館の完成、オープン事業を初め、学校施設、梨久保遺跡への対応、国際化対策等予算編成に努力されたことに対し、労を多とするものであります。消費税の導入、テクノレイクサイド構想に伴う予算、平和への取り組みが欠けている点について賛成できないとの意見もありました。教育の機会均等の面で、学校建設についてなお一層努力されるよう要望意見もありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第47号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計予算、審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(片倉久三君) 次に、社会委員会担当議案について一括報告を願います。 社会委員長。         〔社会委員長 手塚邦明君 登壇〕 ◆社会委員長(手塚邦明君) 社会委員会に付託された議案について、去る3月14日、15日及び16日の3日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過及び結果について御報告いたします。 議案第22号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例、議案第23号 岡谷市廃棄物処理及び清掃に関する条例等の一部を改正する条例、以上2議案については消費税導入の条例であり反対であるとの意見がありました。審査の結果、それぞれ賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第24号 岡谷市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例 上程に当たり事務処理上の不手際について、今後このようなことのないよう強く要望いたしました。審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第25号 岡谷市社会福祉センター条例及び岡谷市真徳寮使用条例の一部を改正する条例、議案第26号 岡谷市病院料金条例及び市立岡谷病院看護専門学校条例の一部を改正する条例、以上2議案については消費税導入の条例であり、反対であるとの意見がありました。審査の結果、それぞれ賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第33号 湖北衛生施設組合規約の一部を変更する規約 本議案に関係した湖北衛生センター建てかえについて、不正疑惑があってはならないとのことに対し、建設するのは施設組合であり、市も、構成委員の立場から入札等について厳正な態度で対応したいとのことでありました。また、本案に関連し、談合等で国、県から指名を外された者はないかとのことに対し、市に関係する業者は1社が該当するが、これについては事件発生以前の契約であり、特別な措置は考えていないとのことでありました。委員会としても、不正疑惑のないよう強く要望しました。審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。資料№1湖北衛生センターの改築事業計画についてを参照ください。 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算中、社会委員会に付託された部分について審査の主な点を御報告いたします。 歳出第2款1項11目安全対策費、資料№2防犯灯各区設置数をごらんください。第2款1項13目消費者行政費、消費税施行に伴う便乗値上げ等に対しては、消費生活モニター等を通じて、監視体制を強化し対応をしていきたいとのことでありました。 第3款1項1目社会福祉総務費、同和関係補助金については、昭和63年度の補助申請は受理していないが、申請のあった時点で対処したいとのことでありました。また、本年度10万円計上した理由については、県で窓口を開いている団体は4団体があり、市で補助金を交付している団体は1団体だけであるが、部落完全解放に向けて活動をしている経過等を勘案して予算措置したとのことでありました。委員より極力廃止の方向で考えられたいとの指摘もありましたが、委員会としては執行に当たり慎重に対処するよう要望いたしました。資料№3諏訪地方6市町村部落解放同盟中南信地区協議会補助金調べ参照。 ボラントピア事業について、行政とボランティアとの役割はともに生きる福祉のまちづくりを進める上では共通の立場に立つものであり、総合的な枠組みは行政が行い、ボランティアの育成や組織づくりなど、実践活動は市民みずからの意思により行うものであり、ボラントピア事業は、現在社協が中心となって地区社協等の協力を得て推進しているものであるとのことでありました。委員会としては、引き続き行政とのかかわりを深くするとともに、ボランティアセンターの設置等さらに推進されるよう要望しました。資料№4平成元年度ボラントピア事業計画各(案)参照。資料№5平成元年度岡谷市ボランティアセンター特別会計予算(案)参照。 第3款2項4目母子福祉費、死別母子家庭慰謝激励見舞金について、増加している生別母子家庭にも支給してはどうかとのことに対し、この慰謝激励見舞金は夫の死亡時に1回限り支給されるものであり、お悔やみの意味を込めて県から香料として支給されていた経緯もあり、生別母子家庭を対象とすることはなじまないとのことでありました。 第4款1項1目保健衛生総務費、地区衛生自治会補助金に関連し、地区の役員のなり手がないと聞くがとのことに対し、区により組織が一定ではなく、区の組織を活用している地区、また自主的に組織をつくっている地区もあり、役員の選考等については実態をつかんでいないとのことでありました。これに対し委員会としては、補助金の支給ばかりでなく、原点に返り官民一体となり保健衛生事業推進に取り組むよう要望しました。資料№6諏訪地方6市町村衛生自治会関係補助金調べ参照。 第4款1項6目火葬場費、他市町村の施設より老朽化が進んでいることから全面的な見直しをするよう要望いたしました。 第4款2項2目塵芥処理費、不燃物可燃物収集業務委託料に関連して、委員から収集委託料が極めて安いとの指摘が出され、これに対し入札により決定しておるとのことであり、また収集業務の将来展望についても質したところ、すべてを委託する考えはないとのことでありました。委員会としては、本年度さらに一台委託することに関連して、サービスの低下をさせないよう要望しました。 歳入第10款1項1目民生費国庫負担金、生活保護費国庫負担金は 0.5%復元されるが、他の負担は従来どおりカットされているとのことでありました。この影響額は1億 4,223万 9,000円となり、そのうち県の負担は 2,141万 1,000円が負担され、差し引き影響額は1億 2,082万 8,000円の見込みとなるとのことでありました。この負担金のカットについて、国は恒久化の方向で考えているのではないかとの指摘もあり、地財法に明確に規定してあるにもかかわらずカットすることについては納得できないとの発言もありました。しかし、昭和63年度までは交付税に算入されているとの説明があり、あわせて本年度についても、市長会等を通じ復元を要望したが実現ができなかったとのことでありました。委員から、昭和60年度以降、本年度までの5カ年間の影響額の総額は5億 3,292万円が見込まれ、国がルールを守れば、市の財政も潤うはずであるとの意見もあり、委員会としてはあらゆる機会をとらえ、復元について努力するよう強く要望いたしました。資料№7民生費国庫負担金の年度別負担率等状況表参照。資料№8保育園入園児童数及び職員数参照。資料№9一般会計委託料調べ参照。 消費税について社会委員会担当部分の一般会計の影響額は歳入において 137万 8,000円であり、歳出においては 1,774万 4,000円とのことでありました。第1条第1表歳入歳出予算中、第2条第2表債務負担行為中、第3条第3表地方債中、各担当部分については別段異議ありませんでした。 以上、社会委員会に付託された部分については、第2次総合計画を前提に、高齢者対策、障害者対策等きめ細かな施策がとられており、これらの努力を高く評価し、国の税制改正に伴う消費税導入に関しては、地方自治体としては法律に従い、これを遵守すべきものであり、賛成するとの意見がありました。一方、補助率の影響額が1億 2,000万円で超過負担も約2億 9,800万円あり、消費税の及ぼす影響額は一般会計全体で歳入 864万円、歳出1億 2,726万 5,000円であり、民生福祉行政の努力は認めるが、国とのかかわりで賛成できないとのことでありました。以上、審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第38号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算 本会計については収支の好転は順次図られてはいるものの、昭和63年度に国保基盤安定のための制度改正がなされたが、相変わらず、医療費支払い増大の動向が敏感にこの会計の運営を左右するという極めて厳しい状況にあるとのことでありました。委員より国保事業の安定を図るには、さらに抜本的な制度改正が望まれるとの意見があり、また国保会計基金を設置するため、一般会計から繰り入れは考えられないかとの質問に対し、前向きに検討したいとのことでありました。消費税導入の予算であり、反対であるとの意見がありました。資料№10国民健康保険年度別療養給付費諸率参照。以上、審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第41号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計予算、議案第42号 平成元年度岡谷市霊園事業特別会計予算、議案第44号 平成元年度岡谷市老人保健事業特別会計予算、以上3議案については消費税の導入の予算であり反対であるとの意見がありました。 審査の結果、それぞれ賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第48号 平成元年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算 本年度は消費税の導入に伴って診療報酬の引き上げ0.12%、薬価基準の引き上げ0.72%で、合計0.84%引き上げられる見込みとのことであります。経営環境は相変わらず厳しいが、医療スタッフの充実、医療機器の整備を進めるなど、病院職員を挙げて健全経営と信頼される病院づくりに努力を重ねてまいりたいとのことでありました。なお、消費税の影響額は収入で456 万円、支出で 4,354万 3,000円とのことでありました。消費税導入の予算であり、反対であるとの意見がありました。資料№11交付税算入額及び繰入金に関する調べ参照。以上、審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第49号 平成元年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計予算 収支均衡予算を計上したが、診療管理棟改修工事の完成により、心疾患基幹病院として医療スタッフ、医療機器等の充実整備を図るとともに、健康管理センターの新設に伴い成人病予防検診を積極的に実施して、高度医療の提供により地域住民に信頼される病院として経営の安定化に努めてまいりたいとのことでありました。なお、消費税の影響額は収入で 330万 9,000円、支出で 2,160万 2,000円とのことでありました。消費税導入の予算であり、反対であるとの意見がありました。以上、審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 次に、経済委員会担当議案について一括報告を願います。 経済委員長。         〔山崎芳朗君 登壇〕 ◆経済委員長(山崎芳朗君) 23番 山崎芳朗。 経済委員会に付託された議案について、去る3月14日、15日の2日間にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。 議案第27号 岡谷市都市公園条例及び岡谷市営駐車場条例の一部を改正する条例 消費税に関連して、使用料等への転嫁を実施しない地方自治体もあり、消費税を市民の利用する公園及び駐車場の使用料に転嫁すべきでないとの意見がありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第34号 平成元年度市営土地改良事業に要する経費について、議案第35号 平成元年度市営林道事業に要する経費について、議案第36号 土地改良事業の施行について、以上3議案については、審査の結果、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算中、経済委員会に付託された部分について、審査の主な点を御報告いたします。 歳出第2款1項9目財産管理費、工業技術振興基金積立金については技術革新の進展、高度化に対応するため基金の果たす役割は大きいので、工業技術振興のために基金の積み立てを積極的に図ってまいりたいとのことでありました。なお、急速に進歩する工業技術に対応するため、短期間で多額な積み立てを行い早期に活用できるよう強く要望しました。 第5款2項2目雇用促進対策費、雇用対策については若年及び技術系の人材確保を図るため、技術系学生確保対策事業を新たに計上し、雇用促進に努めてまいりたいとのことでありました。なお、近在、県内外の人材の確保、及び中高年齢者の雇用促進について一層努力されるよう要望しました。 第6款1項3目農業振興費、農業振興については土づくり対策、園芸振興対策の事業を継続して進め、特に、本年はジュース加工施設の設置、水稲共同育苗ハウス施設の設置等により生産性の向上を図りたいとのことでありました。農産物の自由化等により農業は非常に厳しい状況にあるが、新しい競争に打ちかっていくため、行政は農業関係機関及び農業団体と力強く協調し、農業経営の安定のため、さらに新技術を取り入れ、地域農業の振興と都市型農業としての生産の拡大をなお一層図るよう要望しました。 第6款1項4目水田農業確立対策費、農業摩擦、農産物自由化等の中で水田農業は厳しい立場にあるが、新技術の導入によりうまい米づくり等の確立対策に努めてまいりたいとのことでありました。 第6款2項2目林業振興費、森林の重要性を踏まえ、森林地域活性化緊急対策、干ばつ対策、水源涵養造成事業等の推進を図り、また林道の整備及びカモシカ等の食害対策も行い、森林の保護育成を図るとともに、経営の近代化促進に積極的に努めてまいりたいとのことでありました。諏訪森林組合に対して、自助努力により一層の経営安定について働きかけるよう強く要望しました。 第7款1項2目商工業振興費、商業振興については、魅力ある市街地形成と商店街づくりを目指して、既施設に加え、商業ミニ研修会指導事業を新たに実施し、商業者の意識高揚を図り、個店の強化と体質改善の指導助言を行い、商業者みずからの創意工夫による活性化について積極的な支援を行ってまいりたいとのことでありました。工業振興については、国際化が一段と進む中で、企業の体質強化、技術の高度化が大きな課題であり、こうした背景の中では、工業振興対策として技術の高度化と人材確保、受注開拓を柱とした長期的対策とともに、現況に即した各種施策を積極的に進め、また工業用地の確保に当たっては、引き続き努力してまいりたいとのことでありました。商工業の振興を図るため、時代の変化に対応できる新技術の導入と体質強化について、さらに積極的に取り組み、地域の活性化を図るよう強く要望いたしました。 第7款1項3目中小企業金融費、融資あっせんについては、融資目標額の見直しを行うとともに、利用しやすいように融資条件の改善を行い、中小企業振興に努めてまいりたいとのことでありました。資料№1平成元年度市制度資金融資あっせん目標枠参照。 第7款1項7目観光費、観光については市民の憩いと安らぎの場である都市公園施設の充実に意を注ぎ、維持管理に万全を期すとともに、塩嶺王城観光開発についても地域内観光連絡道路の整備と周辺の面的整備を行うための調査を進めてまいりたいとのことでありました。鳥居平やまびこ公園の維持管理については、イベント等の工夫により、一層の利用者増を図られるよう要望いたしました。また、国際文化産業都市にふさわしい公園の施設整備と維持管理については一層努力され、新規公園整備等の計画については、関係する当委員会に協議するよう要望しました。 歳入、別段異議ありませんでした。経済委員会関係での消費税の影響額は歳入については 110万 7,000円、歳出については 587万 4,000円とのことでありました。第1条第1表歳入歳出予算中、及び第3条第3表地方債中、各担当部分については別段異議ありませんでした。資料№2一般会計委託料調べ参照。 以上、経済委員会に付託された部分については、予算執行に当たってはより積極的かつ効果的運用を図られるよう要望し、賛成との意見がありました。また予算編成に対する努力は評価するが、矛盾の多い消費税を導入した予算については反対であるとの意見がありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第40号 平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上。 ○議長(片倉久三君) 次に、建設委員会担当議案について一括報告を願います。 建設委員長。         〔建設委員長 片倉万吉君 登壇〕 ◆建設委員長(片倉万吉君) 26番 片倉万吉です。委員会の報告をいたします。 建設委員会に付託された議案について、去る3月13日現地視察、14日及び15日にわたり委員会を開催し、それぞれ慎重に審査を行いましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。 議案第28号 岡谷市岡谷駅前広場等条例の一部を改正する条例 消費税導入に伴う駐車場使用料の改定であります。消費税は国民、市民の理解が十分得られていないものであり、市民生活を守る立場で自治体の自主性で公共料金に転嫁しなくてもいいのではないかとの意見もありましたが、市は法律に基づいて執行していく立場であるとのことでありました。以上、審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第29号 岡谷市温泉事業給湯条例 岡谷市民待望の温泉であり、広く市民の利用に供するよう配慮を要望しました。消費税が導入されていることから賛成できないとの意見があり、審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第30号 岡谷市特別会計条例の一部を改正する条例 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第31号 岡谷市下水道条例の一部を改正する条例 改正内容については、3年ごとの使用料の見直しと消費税の導入によるものであります。事業の進捗に伴い使用水量も逐次増加が見られますが、維持管理費、起債の元利償還金も年々増大し、さらに、今後の整備の推進と適切な維持管理等のため、本年度から平成3年度までの費用、汚水量を算定し、使用料を 25.60%アップしたいとのことでありました。なお算定基礎に、今回初めて資本費の一部を導入してありますが、基本的には、資本費は全額を算入することが原則とされています。整備率は全体計画の約51%に達しましたので、将来の財政事情等を考慮し、資本費 13.49%を導入したとのことでありました。資料№1諏訪地方下水道使用料資本費導入調べ参照。供用開始区域内の接続促進を図るため、未接続家庭の訪問等を積極的に行い、接続率向上に努めたいとのことでありました。大幅な料金改正と消費税の導入は市民負担を増大させることになり、賛成できないとの意見もありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第32号 岡谷市水道事業給水条例の一部を改正する条例、消費税の導入による改正であり、賛成できないとの意見がありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算中、建設委員会に付託された部分について、審査の主な点を御報告いたします。 歳出8款1項1目土木総務費、横河川ラブリバー事業基本計画委託については、利水、治水、交通動線、都市環境、河川敷、堤防敷周辺の利用計画、地域活動等について地域関係団体等の計画とともに整合を持たせながら、基本計画を樹立し、幅広い活用を図ってまいりたいとのことでありました。地域住民のコンセンサスを得て事業の推進に当たるよう要望いたしました。 8款2項1目道路橋梁総務費、急傾斜地崩壊防止対策事業については、成田町、湊地区のほかに新たに岡谷小学校東側傾斜地の事業化がなされますが、岡谷小学校西側についても事業化に向けて努力するよう要望いたしました。 8款2項2目道路維持費、道路清掃委託料については、主要市道26路線を3回、延べ 150㎞を実施するとのことでありました。また道路パトロールを月2回実施し、きめ細かく対応してまいりたいとのことでありました。この冬は暖冬、少雪にもかかわらず、道路の傷みが激しいので、補修には全力を挙げて対処するよう要望いたしました。 8款2項3目道路新設改良費、工事箇所については交通渋滞対策、地域発展のための新設改良、幅員有効利用の溝ぶた設置、老朽施設の改良を基本に、現場踏査を実施し決定しているとのことでありました。導水路の整備改良は市民要望が非常に多いことから、積極的に対応するよう要望しました。なお、交通渋滞対策事業として、天竜川堤防道路、川岸観蛍橋より上流右岸 500mについて県費補助を得て実施するとのことでありました。 8款4項1目都市計画総務費、都市施設案内標識整備委託については、豊かな自然と調和した国際文化産業都市を目指す市のイメージアップ等のため、市内の景観に配慮した市内施設等の案内標識を設置したいとのことでありました。本年度は総合案内板4カ所、案内標識20基を計画したとのことでありました。 8款4項2目街路事業費、東堀線1期工事、中道町線下部及び今井線の完成と東中央通、丸山線の事業促進を図り、新たに中道町線中間部の事業認可を得てまいりたいとのことでありました。なお、東堀線については関係者の努力により、計画より1年早く完成を見ることができたので、県道下諏訪辰野線まで早期に事業着手のできるよう配慮を要望いたしました。 8款4項3目地域開発費、新都市開発事業については市民合意を得ながら、地域振興整備公団による基本計画調査実施に向けて要請をいたしてまいりたいとのことでありました。また、大型プロジェクト事業に対する議会内の委員会設置について、議会に相談の上、検討してまいりたいとのことでありました。 8款4項7目都心地区開発事業 定住拠点緊急整備事業計画調査委託については、基本構想の策定、現況調査、事業手法の検討を行い、関係者の意見集約をしてまいりたいとのことでありました。資料№2定住拠点緊急整備事業に係る調査等の内容参照。 8款4項8目バイパス関連事業費、本年度は関係者の理解と協力を得て察知ルート方式により、ルートの定着を図りたいとのことでありました。また、通過周辺地域の活性化のため、バイパス及び都市計画道路等の連係を持たせた面整備に向け、国道20号バイパス周辺開発整備事業調査を 110haについて実施いたしたいとのことでありました。 8款5項1目住宅管理費、昇降機保守委託料については、機械の新旧により若干は異なるが、庁舎と比較し大差がないとのことでありました。なお、加茂高層市営住宅のフロアの傷みが激しいので、早期に補修を実施するよう要望いたしました。 歳入9款1項6目土木使用料、住宅使用料については消費税を転嫁し、 100円未満を切り捨て、結果的には2.71%のアップになったとのことでありました。消費税の転嫁には反対であり、とりわけ低家賃層に対する配慮があってもいいのではないかとの意見がありました。資料№3市営住宅使用料改定額一覧表参照。 10款2項5目土木費国庫補助金、補助率カット額は道路改良費で 708万 3,000円、橋梁整備事業費で 850万円で計 1,558万 3,000円であります。資料№4建設委員会関係国庫補助金の年度別負担率状況表参照。中村C団地建設事業に係る超過負担額は 2,392万 5,000円となるとのことでありますが、市長会等において、補助率の復元並びに超過負担解消について、さらに強く働きかけるよう要望いたしました。建設委員会関係で、消費税の影響額は歳入については 436万8,000 円、歳出については土木費で 2,657万 3,000円であるとのことでありました。なお、付託前質疑のありました業務委託については、市職員、民間のノウハウ、期間等を考慮し委託していくとのことでありました。資料№5一般会計委託料調べ参照。 第1条第1表歳入歳出予算中、第3条第3表地方債中、担当部分については異議ありませんでした。 以上、建設委員会に付託されました部分について、第2次総合計画2年目に当たり、大型プロジェクト事業が動き出す年であることから、市民の理解を得て対応するよう要望しました。総じて積極的な予算であり、可能な限り市民要望にも配慮されており、消費税については地方自治体として誠実に実施すべきであるとの意見がありました。一方、消費税導入は公約違反であり、市民理解が十分得られていないにもかかわらず、市営住宅使用料等に転嫁し、市民負担を増大させようとしている点について、市としての自主性があってもいいのではないか。また、国庫補助負担率の削減、超過負担に対する指摘もあり、賛成できないとの意見もありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算 消費税が導入されており、賛成できないとの意見がありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第43号 平成元年度岡谷市下水道事業特別会計予算 議案第31号関連により、反対するとの意見がありました。審査の結果、賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第45号 平成元年度岡谷市土地区画整理事業特別会計予算、議案第46号 平成元年度岡谷市温泉事業特別会計予算、議案第50号 平成元年度岡谷市水道事業会計予算、以上3議案については消費税が導入されていることから賛成できないとの意見がありました。審査の結果、それぞれ賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上です。 ○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。         午前10時34分 休憩         -----------------         午前10時48分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 平成元年度関係議案の委員長報告に対し、これより1件づつ審議、採決を行います。 まず、議案第13号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢です。 議案第14号の方が話しいいんですけれども、定数の問題ですので、13号のところで質問をさせていただきたいというふうに思います。 議案は塩嶺病院の定数の改正を目的としたものでありますが、定数条例にありますから関連をしてお伺いするわけですけれども、いただきました時間外勤務の状況調査によりますと、例えば税務課では、定時総勤務時間に対する時間外勤務時間の割合が26.9%に及んでいるわけでありますから、1月、2月という課税に関する事務が集中する時期であろうとは思いますけれども、それにしましても3割近い超過勤務をしなければならないというのは大変異常だと見なければいけないと思うわけであります。そこで当然のことながら、今後の休日体制の変更によって定数の変更を必要としないかどうかということが当然問題になるだろうと思うんですけれども、委員長の報告によりますと、14号のところでは、職員の労働強化につながらないよう配慮をし、あるいは年次休暇についても、消化しにくい体制があったのだろうから消化しやすいと言っているんだろうと思うんですけれども、言うなら、これからの新しい市役所の勤務体制に対して、現行市長部局定数条例では大変問題があるんではないかということが憂慮されるわけでありますけれども、市長部局の定数については、13号では論及されていないのかどうか、全く審議の経過等については報告に触れられておりませんので、お伺いをいたしたい。御答弁をいただいて、自後については14号のところで論議させていただきたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 お答えいたします。 議案第13号に関しましては、本会議において質疑がありませんでしたし、委員会でも特段意見はございませんでした。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第13号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 前段の議案で申し上げたように、3割に及ぶ超勤が出るということは、これは1人当たり31人で 1,400時間ですから、ちょっと計算すると46時間ですか。大変過重な勤務が現実に行われているわけですが、職員の労働強化につながらないように配慮を要望するという程度で、具体的な措置等について当局側から何らかの意思表示があったのかどうか。この点について、私も経済委員会レベルで委員会を通して総務委員会の方にお伝えをいただくようにお願いをしていたわけでありますけれども、要望程度で済むことなのかどうか。委員会としてはその程度で善処されればよし、されなくても何とかいき得るという程度の勤務状況だというふうにお考えかどうかお伺いしたいと思います。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) この委員長報告で、経済委員会より要望がありましたとありますけれども、この条例については総務委員会が審査する。しかしながら、それぞれの所管の委員会等の関係もあるので、それぞれの委員会が審議をして、そのものを総務委員会に申し上げて、総務委員会の方で、もちろんこれは審議する、こういうことになっているわけですね。ところが経済委員会から要望がありましたなんていう報告で、実質的に、例えばここにありますように臨時職員の問題等について総務委員会が審議しているのかどうか。ただ要望をお聞きしましたという程度の橋渡し的な委員会審査では、これは条例を審査したとは言い切れないわけですから、その辺が原則的にどうなっているんだ、こう聞きたいわけです。したがって、臨時職員等の服務規程から始まって、現状の勤務状況、例えば経済委員会で審議をした際は、臨時職員等については4週6休は行わない、こういうぐあいに答えられておるわけです。したがって、一体総務委員会は、この要望というのはどうぐあいに受けとめて、どういう審査をして、しからばどういう内容になっているかということを報告してもらわなければ、各委員会で総務委員会に一生懸命付託しても何にもならなくなってしまう。その辺の審査内容を聞かしてもらいたい、こういうぐあいに思うわけです。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 申しわけありません。ついでに2月で結構ですが、超勤率が一番多い税務課の最高の超過勤務を行った者の超過勤務時間は何時間か教えていただきたい。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 今井密子です。 ただいまの御質問にお答えをしてまいります。 小沢委員さんの御質問の中で、ただいまの税務課を例に挙げての部分がございましたけれども、私たちはこの当局側の御説明により、この表の中におきまして、平成元年の2月のところの2枚目の表をごらんになっていただきますと、その最下段に合計の平均が出ておりまして、1人当たりが11.8時間ということになっております。それでこの1年を通じて見ますと、非常に各課ごとによってばらつきがあるけれどもという説明がついたわけでございますけれども、この昭和62年の10カ月間の平均の勤務時間が12.5時間であったということで、各月大差のない残業時間であるという説明がありました。その中におきまして、月によって各課に超過勤務の状況はばらつくということの了承をいたしたわけでございます。 それから、羽吹議員の御質問の、▼特に経済委員会で言われております臨時職員の勤務状況につきましては委員会では及びませんでした。▼ ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 平均46時間ですから職員によって差があると思うんです。最高1人何時間勤務したか、2月です。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 税務課に関しまして、2月の勤務状況で、最高1人一番超勤をしたのが何時間であるかという点には委員会では及んでおりません。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 休日制度の変更を行う議案のわけで、委員会でも配慮されておりますように、1つは市民サービスを低下させることは正しくない。それからもう1つは、市民サービスを低下させないためにといって、職員に過重な労働強化を負担をさせていくことも正しくない。その2つの点に、委員会としては着目をされているわけですけれども、ちょっと理事者の方で答えてもらえませんか、論議が発展しないので。例えば、1人で100 時間近くも勤務するというようなことになっているとしたら、そういう職場で、現行の体制のまま4週6休ですか、これを定着させていくというようことは、これは大変な問題になることですから、当然分解をして、平均的には11時間かもしれませんけれども、職員配置が極端に変わらない限りは、過重なところは年間そうやって過重な時期が出現する場合、各課の定員補充をどうするかということは、当然この条例の大前提として、審議の対象になければいけないと思うんですけれども、ちょっと理事者の方で教えてもらいますか、最高超過勤務時間を。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 税務課の2月の最高の超勤者でございますけれども、一番最高の職員が 107時間でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 全庁平均で11時間というふうな状況の中で、1カ月に 107時間の残業をやらなければ仕事が進んでいかないというふうな事態について、全く手当てなしに、さらに総勤務時間が減っていくわけですから、そんなことを見過ごして趨勢だから4週6休はやむを得ない、賛成しますというようなことでいいというふうに総務委員会としては理解をされたというふうに理解をしてよろしいですか。 107時間というものはそれはちょっと言語に絶する超勤ですから。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 総務委員会といたしましては、先ほど申し上げましたように平均の勤務時間が12.5時間という中で、2月の勤務状態は11.8時間である、各月大差のない状況だけれども、各課ごとによってそのばらつきがあるという、そういう説明において理解をいたしました。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) ちょっと、議事進行の形で申し上げたいと思いますが、議運等の申し合わせによって、これらの条例は4常任委員会で議論して、結論を総務委員会に行って総務委員会で十分論議してもらう、こういう申し合わせになっているんですね。今の委員長報告ですと、経済委員会が要望したことは一切審議しておりませんでは、これは審議をしていないという総務委員長の報告ですから、そうすると、総務委員会は何を審議したんだ、こういうことになってしまうんです。これは、十分これは審議してもらわなければ議事運営上おかしいではないですか、これは。それなら何も要望なんて出す必要はない。これは審議していないという答弁をされたのではとてもたまらないですよ。 ○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。         午前11時50分 休憩         -----------------         午後 1時00分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩前の羽吹義雄君の議事進行に関連し、総務委員長から発言を求められておりますので、許可をいたします。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 先ほど審査していないと申し上げましたが、私の思い違いでありましたので、訂正をさせていただきます。経済委員会からの要望につきましては、御要望でございますので、その意を理事者側に審査過程でお伝えをいたしまして、できるだけ配慮していただくようにお願いしてありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 審査したことを審査してありませんという思い違いということもおかしいことですけれども、審査してあるならあるでいいんです。しかし、今の委員長の報告ですと、経済委員会の要望を理事者側に要望したということは、経済委員会の要望をどういうぐあいに要望したか知りませんが、これは質問ですからなんですけれども、なぜ各委員会の意見を聞いた上で総務委員会が審査するかということは、これは議運委員でもあります委員長もよく承知されていることだと思うんです。そういう立場で経済委員会の要望は要望としても、それを踏まえて審査は本来総務委員会がすることだから、総務委員会としての審査結果というものについて報告しているわけだと思います。そこで、経済委員会の要望とありますから、経済委員会の要望についての審査内容を報告してもらわなければ、理事者側に要望しておきましたではこれは困るわけでして、審査の内容についての報告、その結論についての報告をしてもらいたい、こう思っているわけです。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 ただいまの羽吹議員の御指摘のように、総務委員会としてはいたしました。一度羽吹議員にお聞きいたしますけれども、経済委員会だけでよろしいですか。申し上げますけれども、各委員会からの審査の結果は、現場を持っている部門もあり、変則的実施として年間52週間の中で実施するものもあり、職員は平等の立場であり、権利、義務については守られたいとの意見もありました。また、完全実施に向けて市民サービスの低下と職員の労働過重にならないよう慎重に対処するという要望もございましたし、時間外勤務の非常に多い職場に対して、実施に伴い過重にならないよう配慮されたいという要望もございましたし、重ねて市民サービスの低下をさせないように配慮されたいということがたびたび重ねられましたし、年次休暇をとられる体制づくりを十分に配慮されたいというような各委員会からの要望が上がってまいりまして、総務委員会では、これらの内容につきまして審査を進めてまいりまして、そして、なおここに御報告申し上げましたような形に委員会としての考えをまとめまして、特に要望申し上げるべきものは要望して、委員会の審査をいたしました。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 今の御答弁では、臨時職員の問題ですか、それは。経済委員会の要望は臨時職員の問題だったんです。特に経済委員会の審査の中では、審査といいますか、一応これに関する意見交換の中では、要するに臨時職員は、例えば完全4週6休をしていくという体制ができているのかと聞いたところが、当面、する気はございませんという理事者側の答弁でしたから、これは問題がある。したがって総務委員会のところに要望したのは臨時職員に関すること、こういうことで要望を申し上げたわけでして、その辺が今の御答弁では不明確ですから、臨時職員に関することについての内容を特に知りたい、こういうことなんです。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 臨時職員に関することにつきましては、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、それ以上に深く突き進んだ審査に及びませんでした。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 小沢竜美君、3回目は済んでいますけれども。 ◆27番(小沢竜美君) 答えてもらわなければ、今度は座ったまま、不規則発言で言うよりしようがないということになります。 今要望しているように労働強化につながらないのか、サービス低下にならないのかということを心配して聞いているわけですけれども、解明がないわけですから。 ○議長(片倉久三君) では小沢竜美君、この重要な問題でございますので、特に4回目を許します。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。すみません。 論議の経過はおおよそわかりましたけれども、経済委員会で、私は事前にこの超過勤務表をいただいて、例えば税務というふうに具体的に場所も指摘をして、こういう状況のままでは職員の過重な労働が軽減されない、むしろ一層残業が多くなる可能性を生む状況下にあるということで、そういう点での格段の配慮をお願いをするように総務委員会へお伝えをいただきたいというふうに委員長を通じてお願いをしたわけですけれども、経過を聞きますと、総体として10何時間ということの中で論議がされてきて、それぞれパートごとに、こういうところでは心配はないのかという論議までいってないようですから、それはやめますが、最後に、委員会が職員の労働強化につながらない配慮を求めなければいけない状態、年次休暇について消化しやすい体制をとれと要望をしなければいけない状態、こういう状態は解消するというふうに理事者側から明確な答弁があって了解されたのかどうか。要するに、このような心配はある程度は心配しなければいけないけれども、そう突き詰めて心配をしたり、検討したりするほどには考えなくてもよいという状況は、この条例が施行されて、今後市の体制の中では、そういう状況が維持されるというふうに理解をしていいかどうかだけお伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 小沢委員にお答えいたします。 この超勤の表を拝見いたしまして、4週5休の試行期間中の超勤時間は平均が11時間~12時間ということでございますので、これで無理がない、これでおさまるということでありましたので、その辺を了解いたしました。さらに、4週6休を実施して年次休暇がとりにくいようなことはないだろうかということにも及びましたけれども、4週6休は指定がえができて、年次休暇をとりにくいことは解消するという答弁もありました。なお、年次休暇につきましては執行状況などを確かめまして、昨年の執行状況は 7.9日であるとのことでございまして、4週5休の休暇日数は13日、年次休暇日数は20日というようなことの中で、年次休暇が4週5休の中に入ってしまわなくて消化できるようにということも要望してまいりました。 以上でございます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第14号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 条例の前半は理解できますが、後半について提案理由の説明のときには触れられておりませんでしたので教えていただきたいと思いますが、寒冷地手当の引き下げになるわけですけれども、その引き下げになる理由を、理由の方にありますものは別として、国がなぜこういう寒冷地手当の引き下げを決めたのかという理由をお伺いしたいと思います。 それから、職員労働組合との話し合いはどういう経過をたどっているのかもあわせてお答えいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 寒冷地手当の引き下げについては、灯油が6%下がったという理由であるという説明を受けて了解いたしました。そして職員組合との間にはお話がついている、結局、この寒冷地手当というものは人事院勧告の中で行われているという説明を受けました。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) そうすると、もう1つお伺いしたいと思うんですが、昨今、円高の影響並びに暖冬連続の影響等で灯油が下がっていることは事実でありますが、さかのぼれば、オイルショックで高騰した時代があるわけですけれども、逆に。このときには引き上げの措置が行われていたのかどうか、お教えいただきたい。上がるときには上げないで、下がったときには下げるということだとすれば、大変公正さを欠いた給与対策だというふうに考えますので、お教えいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子。 小沢委員にお答えいたします。 オイルショックのときの灯油の値上がりにどういう対応をしたかという御質問でございますが、そこは委員会は及びませんでした。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第15号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第16号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男です。 議案第17号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例、本条例は消費税導入を目的とした国の法改正によって市条例の改正であり、消費税は認められない立場であります。我が党国会議員団も国会段階で反対しておりますので、よって本条例は反対するものであります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第17号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第17号に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第18号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) これは付託前に質疑をしたところでありますからお伺いしますが、委員長報告にありますように、ここに書いてありますことは、本会議で、教育委員会からの答弁がそっくり書いてあるわけです。それに実は納得できない部分があったものですから、総務委員会で審議してもらったと思うんですが、「市民の利便等を考慮した点」云々とありますけれども、それは教育長がこの席で答えたことなんです。同じことを総務委員会でただやっただけのことでしょうか。言うなれば、もう少し審査の内容をお聞いしたい。それは次の議案第21号の文化会館条例に関連するんですけれども、こちらの方の報告でいきますと、例えば、施設設備の使用申請の受理、使用許可、利用の調整、使用料の徴収及び収納、保守管理等である、振興公社委託については。これは市民会館も委託するから、そういうことになると思うんですが、だから市民の不便が生ずるではないか、こういうぐあいに私は本会議でお尋ねをしているわけです。そういう質疑をしているわけです。したがって、その辺のところは、そのときには本会議ではさらに、例えば、振興公社の事務局はしからばどこへ設置するのかと聞きましたら、まだ決まってませんという答弁でしたけれども、そういうことを含めて審査の内容を、これではどうも本会議の質疑の、ただ単に理事者側の言い分を載せただけのことですから、審査の内容を、この委員長報告の書き方といいますか、報告の仕方も変だと思うんですけれども、もう少し内容について報告していただきたい、こういうぐあいに思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 お答えします。総務委員会におきましては本会議における質疑も踏まえまして、市民会館のことに関して論議をいたしました。やはり市民会館を振興公社に委託するということにつきましては、振興公社に文化会館が委託され、そして、なお市民会館が委託されるということにつきまして、市民会館は振興公社に委託されなくていいではないかというようなこともございました、その点で論議をいたしましたけれども、市民会館の利用から文化会館の利用への移行の観念の考え方の中には、期間が必要であって、しばらく併設利用のときが必要である。市民ニーズが、新文化会館利用にどういうふうに移行していくか、こうした考えのもとに、市民会館を振興公社で維持管理することが必要であるという、そういう当局側の考え方もありまして、それを踏まえてこの報告となりました。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 御答弁くださるとき、もうちょっと、例えば本会議の私の質疑を聞いておられたと思いますけれども、かえって市民には不便になるのではないか。例えば申し込みの仕方から始まって。そういう論議をしているわけです、この席では。だから、その辺の審議をしたことについて報告してもらいたい。例えば今申し上げましたように事務局の設置もまだ決まらないようではなお困るではないか。振興公社事務局が、当然庁外にあるべきものと私は思いますけれども、というのは、これから民間の人を入れて、それを理事長にしていくんですから、市庁舎の中に恐らく事務局が設置されない、こう思うんですけれども、理事会も半数以上は民間人なわけですから、これは外郭団体だ。外郭団体はこの庁舎内に置くとすれば、かなり家賃を取らなければならないわけですから、そういうことを含めて、市民がかえってどこへ申し込んでいいかわからなくなってしまうんではないか、そういう論議をしているわけでしょう。そのところをどういう審査をしたか答えてもらわなければ、せっかく質疑をした内容を踏まえて審議するんだったら、そういう内容について教えてもらわなければ、こっちは聞きたいのはそこのところを聞きたいわけでして、もうちょっと親切に御答弁をいただきたい。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 この市民会館が振興公社に委託されて不便になるのではないかという件の御質問に対しましては、不便を来さないように配慮をしていくということで了承をいたしました。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) では、どういうぐあいに便利になるんです。私が指摘したように、例えば、この本会議の席で、事務局はどこになるんですかと聞いたら、それはまだ決まっていないという教育長の答弁だったですね。振興公社は教育委員会の所管だけではないわけですから、したがって、事務局の設置の場所はまだ決まっていない、これはわからないことはなかった。しかし、どこが便利になるかということを、その総務委員会でどう審議してくれたか。理事者の言い方をうのみにするなら、本会議で私は了承していますよ、既に、何もこんなところで聞かなくても。そういう総務委員の皆さんの御意見ですか。
    ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 市民会館の利用というものに関しまして、市民会館は文化会館の▼従属的▼な立場に置かれるということも考えまして、その管理はやはり振興公社の運営にされることがよろしいという意見もあって、そのように考えてまいりました。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) そんなことですか、総務委員会は。文化会館の従属的な市民会館の位置づけだと。そのために振興公社へ委託するわけですか。それは提案理由と違うのではないですか、基本的には。これは提案理由をもう一度改めて聞かなければ、これは論議にならない。教育委員会はそういう考え方で振興公社に委託を決めたんですか。例えば、庁内会議でもそういうことですか。これは違うと思う、私は。これは賛成も反対もできない、そんなことでは、実際には。 ○議長(片倉久三君) 補足の説明ありますね。総務委員長。 ◆28番(羽吹義雄君) 総務委員長の答弁なんか聞いたってしようがない、そんなもの。総務委員長の言うことが正しいとすれば、それは基本的に理事者から考え方を聞かなければ話にならない。 ○議長(片倉久三君) 説明の補足を。総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 従属的なという表現は別に理事者の方からはございませんけれども、委員会の審議の中においては、そうした感触もありまして論議も続けられました。 ○議長(片倉久三君) 暫時休憩いたします。         午後 1時30分 休憩         -----------------         午後 2時01分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 従属的と申しました発言については適切な表現でないので、連係的なという点で御訂正を願います。なお、委託管理の利便性につきましては、市民が市民会館と文化会館に直接利用申し込みをされるということで、受け付け調整ができますので、管理面で同一の方がよいという理解をいたしました。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男です。 議案第19号の総務委員長報告について基本的なことについてお尋ねしたいと思います。 必要とあれば一般会計でもいいんですけれども、委員長報告の中で、市長の言う国会で議決し、法が成立し、公布されたもので、地方自治体はこれを遵守する立場にあるということがあります。基本的にちょっと3つばかりお尋ねします。1つは、市民会館のこの条例で、消費税の市民転嫁分は幾らでしょうかというのが1つ。それから2番目は、関連して総務委員会関連の手数料、使用料は幾らでしょうかということ。3つ目は東京、名古屋、横浜など太平洋ベルト地帯の政令都市はいずれも市民転嫁は好ましくない、または先送りをしたい。その理由もいろいろありますが、7月の選挙が戦えないから等々の理由も含めまして、消費税をこのまま国の言うとおりに認めれば逆風でやられてしまう。大都市、それも与党の自民党も入って抵抗しているというふうに伝えられております。岡谷市総務委員会の審議の経過、やりとりをつまびらかに御報告をいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 市民会館使用料の中での消費税の額につきまして、約5万円と試算されます。それから、総務委員会関係の手数料、使用料につきましては歳入では約 180万円くらい、歳出では7,800 万円くらいと見ております。それから太平洋ベルト地帯にいろいろ起こります事態に関しましては触れませんでしたが、総務委員会の中におきまして、消費税に絡んでの論議はいろいろいたしまして、今の消費税を定めるに当たりましては、やはりそれは国の施策として受けとめていくのに賛成であるという意見のほかに、今回の消費税にかかわる部分で、仕組みが不十分であって、改めるべき等の課題については改めなければならない、その期間が必要ではないか、この4月1日実施に対しての反対の意見もありましたし、そして今回の消費税については、全くこれは国民を無視した無謀なやり方で反対であるという意見もございました。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田ですけれども、委員長さんの報告の3ページの終わりから4行目ですか、5行目から最後までに、基本的な考え方が述べられております上で、例えば報道されているものによりましても、太平洋ベルト地帯は東京から大阪まで、あるいは21都道府県が見送り、それから公共料金上乗せ見送り地方議会も相次ぐというふうな格好で出ているわけです。そういう諸般の情勢を日に日に出ているときに、私は、市長さんとは一般質問と予算の最初に基本的な論議をしましたけれども、これは政策的な料金であるというふうなことが、あたかも法が決まったから当然取らなければならぬではなくて、東京都のようなやり方になっているところもあるし、大阪のように、住宅の家賃については転嫁させないというふうな格好で方向づけを今出しているところもあるんです。一般会計では、具体的に建設委員長報告なんかにはかなりそんな点がやりとりが出ていますけれども、総務委員長報告でも、この消費税問題では、この議案第19号の市民会館で基本的に最初に触れていますので、私も基本的にお尋ねしたわけなんです。その辺、もう少しスマイルに報告していただけないでしょうか、政策的観点を入れた形で。もし希望をかなえていただければ幸いですが。         (「関連して」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 関連して、小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 一般質問等でも論議をしましたように、消費税の大変重大な欠陥の一つに、逆累進性があるわけですが、4ページにその逆進性の問題に触れて、市としては法に基づいて施行する姿勢で臨み、補助制度等で補完していく努力もしてきたというふうに既に過去形にしてありますので、具体的に一体どういう補助、補助金制度という意味では当然なく、政府の言っておりました低所得者等に対しては逆進性の補完のために、その他のさまざまの制度で補完をするというふうに言っているわけですけれども、岡谷市が補助制度で補完していく努力をしてきたというのは具体的にどれどれのことなのか、お答えいただきたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 小沢議員の御質問になりました〔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発言取り消しにつき削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〕 ◆18番(山田拓男君) どこでやるというのなら一般会計でもいいし、構えが、総務委員会はここのところで最初に基本論を述べていますから私やったんだから、委員長さんの都合のいい方でいいですから、場所は。 ○議長(片倉久三君) 先ほど補助制度で補完の努力をしてきたという過去形ということで、どういう努力をしてきたかというようなことを審議をしたかという……。         (「すみません、議長、休憩にしてください」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。         午後 2時15分 休憩         -----------------         午後 2時32分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 お答えをいたします。補助制度につきまして御説明を申し上げますと、〔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発言取り消しにつき削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〕 さらに、消費税に関しましてお答えをいたします。資料№2、№3を御参照いただきまして、国の税制改革に伴う消費税について、ここで委員会の審議内容を御報告申し上げます。委員長報告にも申し上げましたが、再び繰り返させていただきますと、資料にあるとおり、一般会計では歳入 864万円に対して、歳出では1億 2,726万 5,000円になるとのことでありました。今回の税制改革に伴う地方自治体の減収分については、国でその7割を補てんし、3割は地方の負担になるとの説明がありました。一般会計、特別会計等、総計の消費税相当額は歳入で 4,872万 1,000円、歳出では2億 5,573万 6,000円となり、差し引き約2億 700万円の負担増となるとのことでありました。地方自治体における消費税負担額等を考慮すると、市財政に与える影響が大きい点、また国の公約違反と強行採決等、決定するまでの手段に大変問題があるとの意見がありました。4月1日実施について、準備期間の不足、消費税に対する苦情等が続出している現段階では、時期尚早であり賛成できないとの意見もありました。国の施策は施策として受けとめ、消費税について地方自治体としては誠実に実施していく姿勢が大切であるとの意見もあり、また問題点等については今後検討していく中で国等に対して働きかけをしていくという姿勢が示されているので賛成するとの意見がありました。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) それでは、社会委員長さんにお伺いをいたしたいと思いますが、私は、ただいま総務委員長から報告がありましたクリーニングだとか、火災報知機だとか、さまざまな福祉政策が挙げられましたけれども、市長さんの予算編成方針並びに予算の具体的な提案理由等をお伺いをいたしまして、消費税の逆進性をあらかじめ予想をした補完の一助として、こういう制度をやっていくということではなくて、従来行ってきた福祉施策の一歩前進として受けとめてきたわけでありますが、社会委員会としては、消費税の持っている重大な欠陥である逆進性の補完として、これらの制度が加味されてきているというふうに受けとめられているのかどうか、お伺いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君、議案第19号を今やっているんですけれども。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) いけなければ、後ほど一般会計のところでお伺いしてもいいんですけれども、お許しがいただければ、今お答えいただいた方が問題がすっきりするだろうというふうなことでございますので、よろしくお取り計らいていただいて結構であります。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 〔・・・・・・・・・・・・・発言取り消しにつき削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〕         (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君、議事進行について。 ◆27番(小沢竜美君) 私が社会委員長さんにお伺いしたのは、総務委員会がどの程度どういう形で論議したのか知りませんけれども、総務委員会は、先ほどありました老人福祉の諸施策を全部とはいいませんけれども、消費税の逆進性の補完の意味合いも含めて予算提案をしてきていると受けとめたという委員長報告ですけれども、社会委員会も同様に消費税絡みで、これらの諸施策が一歩前進を見ているというふうに受けとめているかどうかということは、そのものの判断では社会委員会の判断の方が重大でありますからお伺いをした、こういう事情でございます。 ○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。         午後 2時40分 休憩         -----------------         午後 3時30分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩前の小沢竜美君の議事進行については、現在は総務委員長報告に対する質疑の段階でありますので、後刻、議案第37号等において質疑願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 なお、総務委員長より補足発言を願います。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 先ほどの答弁につきまして、補足発言をさせていただきたいと思います。 〔・・・・・・・・・・・・・発言取り消しにつき削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〕 もう一度繰り返させていただきます。先ほどの答弁につきましては、補足発言をさせていただきまして、先ほど挙げました具体的例示をいろいろ申し上げましたが、それは取り消しをさせていただきまして、〔・・・・・・・発言取り消しにつき削除・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〕 ○議長(片倉久三君) この際、お諮りいたします。 ただいま、今井密子君から発言の一部について取り消したい旨の申し出がありました。この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、今井密子君からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 時間を使ってしまって大変申しわけないですけれども、福祉面であるということですが、御承知のように、消費税は国論を二分しているというよりも、むしろ国論の大部分は消費税に反対をしているわけであります。そして、その反対する欠陥の一つとして、ここにある逆進性の問題があるわけですけれども、今、具体的な項目は取り消されたけれども、それら具体的な項目が含まれていた福祉面で、逆進性の補完をしているというふうに総務委員会は認定をしたということまでは受けとめていいようでありますから、もう1度お伺いしますけれども、私は国がつくった制度の、特に、これだけ国論を沸かしている消費税の欠陥を、国だって補完をする、するとは言っているけれども、まだ実は何もしていないわけです。例えば、何とか福祉手当が1万円支給されるそうですけれども、最低生活の方でも我々の試算によりますと、1万円というのは最低生活の人でも月 3,000円で3カ月間の消費税で消えてしまうという計算が出ているわけです。それほど問題になっているものを、岡谷市が補完していくというふうなことになれば、当然それは市長さんの重要な施策として、我々の前にも発表されなければいけないし、特に、補完の対象になるであろう福祉面を担当する社会委員会にも詳細な説明がなければいけないと思うんですけれども、最後に総務委員会はそういう立場で、市が補完をしているというふうに受けとめたかどうかだけ、社会委員長に聞くわけにはいかないそうですから、確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 〔・・発言取り消しにつき削除・・〕 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。 2点ばかりお尋ねしたいんですが、1つは市民会館の存続期間の問題でありますけれども、当初、文化会館が建てられた暁には壊す、こうようなお話もあったわけですけれども、市民の意向等をしんしゃくしながら当分の間という形になってきているのは、はっきりここに報告がされているわけですけれども、一つは当分の間とは何かどのくらいだというようなお話があったのかどうか、ちょっとお聞きしたいということと、同時にこれから使っていけばさらに老朽化していくわけでありますけれども、それに対する手直しなどもあわせて今後やっていくというようなことが理事者側から報告されているかどうか。ちょっとお願いをいたしたいと思います。 それから、もう1つは今の消費税に関連をしてでありますけれども、これは一般質問でも市長さんにも考え方をお聞きをいたしました。ただ、ここに今回の消費税にかかわる市側の基本的な姿勢については、国会で議決し、法が成立をした、地方自治体としては、これを守っていくという立場に立っていることが書れておりますが、しかし、その以後に若干意味ありげといいますか、解釈の仕方によってはちょっとどうにもとれるような問題があるわけで、その仕組みなり、あるいは不十分な点あるいは改める点については、今後意見を申し上げていきたいというふうに出されております。そのように、若干コメントもついておりますけれども、私は、この部分についてちょっと議論をされたかどうかという点についてお聞きをしたいんです。ひとつこれは一般質問の中でも市長さんのお話がございましたけれども、いずれにしろ、国で決まった以上、法を守っていくのが地方自治体である。これは確かにそういうことを言えるわけですけれども、しかし、地方自治体としても、ある面では、それ相当額の自主立法権だとか、あるいは自主行政権、いわゆる自主財政権というものもあるわけでありまして、やはり住民を守る立場に立っての任されたものがあるわけで、そういう面に対して、この部分とちょっと絡めて考えてみますと、やはり今の消費税に市が考えてみても、やっぱり問題がある、こういうふうにとらえられて、こういうふうにすっと書かれておられるのどうか。この辺もちょっと議論をした答弁の中で、どんなことでこの報告にまとめられたのかお聞きをしたいと思います。その2点をお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 お答えいたします。 市民会館の存続期間はどのくらいか、また改修についての考えはというようなことでございます。市民会館の存続期間について委員会の中で論議がありまして、市民会館は岡谷市の文化施設の考えが煮詰まるまで壊さない。ですから、何年ということではございませんけれども、文化ゾーンの考え方の検討の中で市民会館を使ってまいるということでございました。したがって、その考えが詰まるまでということでございますから、補修ということにも、その考えの詰まる範囲の中での対応は、あるときにはそういう場合もあるかもしれないけれども、ともかく壊さないということであるということの確認をいたしました。 それから、消費税に関係いたしましては、先ほどから幾度もお話をしてありますけれども、地方自治体における消費税の負担額等を考慮すると、市財政に与える影響が大きい点、また国の公約違反と強行採決で決定するまでの手段に大変問題があるという意見もありましたし、4月1日実施については準備期間の不足や消費税に対する苦情等も続出している現段階で、時期尚早であって賛成できないという意見もありました。しかし、また国の施策は施策として受けとめて、消費税について地方自治体としては誠実に実施していく姿勢が大切であるという意見もあって、また問題点等については今後検討していく中で、国等に対して働きかけをしていくという姿勢が示されているということで、賛成する等の意見もあったわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 今、お答えをいただいた中で、一つ、文化施設の煮詰まるまでというようなお話がございましたけれども、文化施設の煮詰まるまでというのは、一体どういうところを意味しているのか、その辺がもし議論をされておるならお願いをしたいと思います。 それから、消費税の問題について委員会の中での議論については、今言われてわかりましたけれども、ただ基本的な市の姿勢という問題についてちょっと触れられておるわけです。その点で、市側としてこの消費税の問題について、今の段階では確かに法が決まった以上、それを守っていかざるを得ないというそういう立場はわかりますけれども、しかし、具体的に、そういう中身的には問題があるというようなことから端を発して、今後意見を申し上げてまいりたいというようなことが報告されておりますけれども、そんなものがあったのかどうか。それを、市側の考え方を、考え方というか、そういうものをお聞きしたいということで、委員会の中で論議があったかということをちょっと報告をいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 文化ゾーンの考え方について申し上げます。岡谷市におきましては種々文化施設がございますけれども、現在図書館を除きましては公民館、婦人の家、蚕糸博物館、美術館等、すべて現状のままではよくない。いずれかの考え方によって建築をし直すとか、場所の移転とか、いろいろのことを考慮されていかなければならない、そういう考え方の中でいろいろの検討が行われなければならないし、あるものは今の場所よりかえって町中に出た方がいいではないか。あるものは、むしろ町の中よりももっと閑静な場所の方がいいではないかというような、いろんな検討がこれからなされます。そういう中で、今市民会館というものは早急に取り壊さないで、そういう文化ゾーンに対する考え方の煮詰まるまで使用してまいりたい、そういうことでございます。 それから、消費税につきましては幾度も申し上げておりますけれども、繰り返して申し上げておるように、国の施策は施策として受けとめて、消費税について地方自治体としては誠実に実施していく姿勢が大切であるということでありますので、そういう問題点について今後検討していく中で、国に対しての働きかけの姿勢が示されるということで、大多数は賛成ということでありました。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 議事進行を含めてちょっと申し上げたいんですけれども、議長さんにひとつお願いしたいのは、3回の質問に限られているわけですから、的確な答弁がない場合は、ひとつ議長の方でよろしく取り計らいをお願いをしておきたいと思います。 今、私が申し上げたのは、委員会の空気はわかっているわけです。市側として、ここに市側の基本的な姿勢というものが書かれているわけで、その中に、「今後仕組みが不十分な点、あるいは改めるべき点等については意見を申し上げたいとのことでした」こう書いてあるわけです。したがって、その中で具体的に今の消費税については市側としても、ここでは決まったけれども、一般国民的に見てまだまだ問題があるというふうにとらえられておったのかどうかということをお聞きをしたいわけで、そういうことが委員会の中で少し若干意見交換がされたかどうか、その辺を報告をいただきたい、こういうことを申し上げているわけですから。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 市側から、ここここの、こういうところに問題点があるという話はありませんでした。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長、この報告に「意見を申し上げてまいりたい」というその中身をどういうように委員会でということです。総務委員長、おわかりになりますか。「改めるべき課題等について」こういうことが言われておるものですから、その点を委員会でどういうように審議をしたかという。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 市側の答弁といたしまして、国民のコンセンサスを得ながら改めるところは改めてもらっていくし、言うべきところには国に対して申し出て、改めるところを改めてもらっていく。その一々の細かい部分については及びませんでした。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男ですが、議案第19号 岡谷市民会館条例の一部を改正する条例について、わずか5万円の消費税を見込んだ市民会館の条例の一部を改正する条例は好ましいものではありません。国の決定だと言えば聞こえはよいが、政府方針に忠実に沿い、地方自治を投げ捨て、住民転嫁は市長が政府・自民党の悪政と闘って地方住民を守るために、一定の努力が求められておりましたが、一かけらの政治姿勢を示さなかったことは、また総務委員会がこの市長方針に多数が迎合したことは甚だ遺憾であります。よって、本条例は消費税導入反対、消費税は直ちに廃止せよと叫びながら反対するものであります。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第19号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第19号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 片倉万吉君。 ◆26番(片倉万吉君) 討論いたします。 議案第20号 岡谷市公民館条例等の一部を改正する条例については、先ほど山田議員が述べられたように、消費税が転嫁されているという点で承服できないので、反対をしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 同じく消費税絡みということで反対したいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第20号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第20号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 先ほどちょっとお尋ねしましたが、振興公社と、例えば教育委員会あるいは経済委員会との関係において、議会対応を極力議会に報告してまいりたいということでありますが、これはどういうことでしょうか、それが1点。 それから、先ほど申し上げましたように、振興公社の事務局が決まらないのに、なぜ市民のために便利になるのか、その点の論議の内容、要するに先ほども申し上げましたが、市民会館等についても結局は施設の使用申請の受理、そのほかでありますから、かえって、例えば使用申請の受け付けは3カ所で行う、しかも振興公社の方へ聞いてみなければわからないというぐあいになるわけでありますから、その辺をなぜ便利になるのか、もう一度、総務委員会の論議の内容をお聞かせいただきたいと思います。 それから、この文化会館ですけれども、私は本会議で付託前に申し上げたことは、文化会館の目的は、なるほど市民のかおり高い文化にというかどうか知りませんが、文化的な行事に触れさせることによって市民の文化性を高めていくという側面を会館自体は一つは持っていると思います。しかしもう一つは、この文化会館を使って市民が自主的に活動をしていくという側面を持っている。そして文化性を高めていくという、要するに市民の自主的な活動によって、この会館をつくる目的はそういう側面もあると思うんです。自主的な活動を通じて、文化会館の施設を利用して、そして文化性を高めていく。そういう意味でいえば、観客席の中に母子等に対する幾つかの席があるので、それでいいのではないかというのでは、実際には、例えば、その前段に書いてあるような11月から3月までに行われる予定のこれらの公演にしても、要するに、子供連れではそういうものには触れられないという極端に狭い側面を持つわけです。これは館の機能性の問題だと思いますけれども。そういうことで、この付託前に申し上げたわけでありまして、ここに書いてあるように幾つかの席がありますよ、そんなことはわかっているわけでありますから、そんなことは聞かなくてもわかっている。わかっているから委員長報告は、付託前に申し上げた私の質問の趣旨に従って、どういう論議をされたかという報告をお願いしたい、そう思っております。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 振興公社と議会とのかかわりにつきましてお答えいたします。 この振興公社につきましては、今まで、やまびこ公園の委託が振興公社の中にございました。しかし、今回また文化会館が振興公社に委託されることになりまして、なおまだ岡谷市のこれからの状態といたしまして、受託事業というものがふえてくるという考え方の中で、やまびこ公園については、経済委員会にその予算、決算面の報告がされておって、議会の他の委員会においてはそういうことがございませんでしたが、今度文化会館が振興公社に委託されるようになりますと、また担当委員会として、この委員会が報告を受けるようになりまして、そして、またさらに受託事業がふえますと、また、それにかかわる議会の委員会が報告を受けるようになります。このようになってまいりますと、議会と振興公社の間におきましては、やはり極力議会に報告をしてまいりたいということで、これは了解をしたわけでございます。 それから、文化会館のなぜ便利になるかということについては、結局、窓口対応が速やかにできるということによりまして、便利になるという判断でございます。それから、文化会館の市民の自主的な利用という面につきまして、これは私ども委員会の中におきまして、やはり、できるだけ市民がいろいろな場面で利用をしていくように、母子席がこれだけでは市民利用の自主利用のことが考慮されていないではないかという御質問でございましたけれども、これも一つの市民が利用するものの利便性をここに一つ設けられてあるという判断で考えました。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) 議会に報告するというのは、委託料等について予算を出しているので、それだけでいいということを総務委員会は了承したということですか。これは、実際には経済委員会も、どういうぐあいにかかわりを持つかという点では議論をしておりますけれども、たまたま振興公社委託は総務委員会担当なものだから、もうちょっと突っ込んで、例えば、議会のチェック機能の部分に及んでそういう論議がされているかどうか、その点だけそれではお聞きをしておきます。それから、何回も聞くけれども振興公社の事務所はどこですか。これは5回聞くんだけれども、総務委員会は議論していないわけですね。それで、その窓口が、例えば、今までは市民会館にしろ、今度できる文化会館にしろ、それぞれの窓口で申し込むだけではなくて、振興公社がそれを委託を受けて受け付けて、あなたの御報告に書いてあるように使用申請の受理、使用の許可、こういうことを全部委託するわけですから、逆に言えば、これは教育長と私の間で本会議でも言ったけれども、かえって複雑になって、結局は振興公社が最終的に決めるわけですから、かえって複雑ではございませんか、市民に不便になるんではありませんかという質問をしているわけだ、付託前に。少しもそのことに触れて議論をされているかどうかということがわからない、御報告では。そこのところをせっかく議論をしたんだから、それをせっかく取り上げてもらったんだから、ぜひその内容を報告していただきたい、こう申し上げているわけです。おわかりですか。 それと、子連れではもうだめですね、この会館は。例えば、私はこう申し上げたわけです、本会議で。例えば、保育室等を考えられないか、あるいは保育をするというようなことは考えられないかと言ったら、今そういう考え方はありませんという御答弁だったものだから、総務委員会の方で、ではどのくらい論議してもらえるだろうかというお願いを申し上げた。例えば、小ホールというのはむしろ市民が一番多く使う部分だと思う、実質的な意味では。それを4つあるのでそれでいいではないかというお考えが総務委員会の結論でよろしいんでしょうか。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 振興公社と議会のかかわりについて申し上げますと、予算、決算等のチェック機能というところまでは詰まりませんでした。要するに、報告を受けるということでありました。そして、振興公社の事務局がはっきりしない、どこにあるかということ、それも尋ねましたけれども、やはりそれをまだ明言はできないということでございました。そしてホールについてでございますが、今御指摘の特に小ホールでございますけれども、やはり4席というのは、これは少し狭過ぎはしないかという論議もございましたけれども、4席ということでございました。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 後ほど、意見は質問が終わったときに申し上げたいと思いますが、若干質問したいと思いますけれども、今一つは羽吹さんの質問にありました議会との関係ですけれども、極めて多額な投資を行って、しかも、これからの岡谷市の文化活動の中心的な拠点になる施設なわけでありますから、この今後の運用、発展については、市民も大変な関心を寄せることは当然であろうと思いますし、我々議会人もそういう立場に当然立つだろうと思うんですけれども、いわゆる報告程度で総務委員会よしと考えているのか、言うならば、振興公社による会館の運営について議会側の大勢としての意見、しかも重要な点で意見が提起されたときに、振興公社は現状では全く受け入れ義務を持たないわけですね。意見として聞いてくださるかもしれないし、参考として十分検討してくださるかもしれませんけれども、組織的な立場では議会側なり、市民の重要な意見について受け入れ義務を持たないわけですね。いう意味では、さっきチェック機能という言葉が使われましたけれども、私は報告というふうなあいまいな状態ではなくて、もう少しきちんとした位置づけがされるべきだ。運営上、振興公社というふうな別な組織をつくって、やまびこ公園等も含めて運営しているわけでありますけれども、これは本来市長さんの重要な施策の柱をなすものでありますから、当然、それに対する市民、議会の対応がどう反映されていくのかということは極めて重要な問題だと思うんですが、お話がありましたように、報告程度と考えていいという理由を伺いたいと思います。 それから、オープニングについて11月にウイーンの交響楽団、1月にバレエ、3月にオペラというふうに続いているわけでありますけれども、これまたオープニングということになりますと、よかれあしかれ市民の関心を呼ぶところだろうと思うんですが、いずれも、例えば、私のような極めて非文化的な人間には余り理解のできがたい音楽だとか、クラシックだとか、バレエだとか、オペラというふうな、ずっと片仮名流の興行といいますか、公演が予定をされているようでありますけれども、これらの例えばバレエ人口というふうなものは諏訪地区内なり、あるいは松塩、伊那方面を入れてどのくらいあるのか、特に私が聞きたいのは、岡谷市内におけるクラシック音楽のファン、あるいはバレエ人口、オペラ人口というふうなものについて、どの程度に把握をしているのかお伺いをいたしたい。しかも、傾向としてはなぜこういう、言わば西洋的なものだけがずらっと並んだのかもお伺いをしておきたい。これは文化会館の基本的な方向としては前々から市長さんのお話もありましたから、音楽等が中心的になっていくというふうに私も考えてますけれども、しかし6万市民の文化に対する考え方というものは、そういうふうには偏っていないわけでありますから、その辺、全市民に愛されていく文化会館としての関連と、オープニングにこういう行事がずらっと並んだ関係等をあわせてお教えいただきたい。 それから、メインホールの利用率について、もちろん使用可能日、全部利用されることが一番いいわけですけれども、率直に申し上げて、さっき市民利用という問題がありましたが、後ほど意見を申し上げるつもりでありますけれども、近在の文化会館と比較をして、ほんの気持ち低くしてあるかなという感じでありますが、私は岡谷の町の特性等からいって、市民の利用という観点から言えば、提起されております使用料は高きに失する。岡谷市民の現状を考えるならば、その辺では市民利用を高めていく上でも、もう少し考える方がいいんではないかというふうに思いますが、料金については全然触れられておりませんので、料金についてどういう討議があったのかということと、それから利用率、これはメインホールだけで結構ですけれども、使用可能日のうち、何%くらいを利用に提供し得たら成功と考えているのか。こういう言い方は、現在進行しておりますし、市長さんがこれにかけられる意気込み等から見ますと大変失礼な言い方でありますが、一つ間違えば宝の持ちぐされ、無用の長物になりかねない危険性を、私はこの会館は持っているんではないだろうかというふうに思うんですけれども、その辺、最低利用率はどのくらいをめどとしているのか、お伺いをいたしたい。意見については後ほどさせていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 振興公社と議会とのかかわりにつきまして、議会は重要なことをただ報告だけを受けるのかということでございましたが、私ども委員会におきましては、報告を受けるという立場で了承をいたしました。なお、オープニングの事業につきましては、なぜこういうものを組み込んだかということに対しましては、これは、こういうふうな自主事業として計画をしたということで了解をいたしました。メインホールの利用率につきましては、そこをどの辺までが利用されるのかということにつきましては、まだ及びませんでしたけれども、料金につきましては確かに高過ぎる、高いではないかというような委員会の中のいろいろな質疑はございましたけれども、今の県民文化会館を初めとして、大町、その他の類似のこうした文化会館から勘案してみて、この料金設定は決して高きに失さないように設定したということでありまして、委員会としてはそれを了承したわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) それでは、音楽人口とか、バレエ人口等については、市の方でわかっていたらお教えいただきたい。それから、利用率も最低この程度までは押さえたいというのは、当然こういうものを運営していく場合、考える線があるはずでありますからお教えをいただきたい。議会との関係については、もちろん建前上の組織は申し上げたように、財団法人の振興公社と岡谷市という関係でありますから、直接的に議会の権能が及ぶというふうなものではありませんけれども、これはあくまで、こういう施設、財産の運用にかかわる便法から生じている問題でありますから、本来は基本的に議会と市側という関係で押さえられていくべきだというふうに思いますので、これは私は今のところ経済委員会にいますが、経済委員会も関係があるわけでありますけれども、当面、最低限、関係が深くなる総務委員会では、報告をもらえばいい程度では私はまずいと思いますので、今後の検討をお願いをしておきたい。市側に質問で大変申しわけありませんけれども、わかっていたら御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 企画部長。 ◎企画部長(小松幸雄君) 音楽人口ですとか、バレエ人口、岡谷市にどのくらいを想定しているかというような御質問でございますが、今までいろいろな音楽活動等を行ってまいっております中では、岡谷市の中にも音楽団体、それからバレエ団体というようなものがございまして、そういった事業には相当な参加を示しているというようなことで、はっきりと私どもの方でどのくらいあるかということは申し上げられませんけれども、そういった状況の中にはあるというふうに考えているわけであります。そういった今までの実績があって、それを想定していくんだというふうに申し上げておきたいと思います。利用率につきましては、現在11月から3月までの間の事業を今組んでいるところでございますけれども、非常に不確定な要素はございますが、大体30演目くらいのものを、今予定をしつつ、計画をしつつ、そんないろいろな交渉もしつつあるところでございまして、まだはっきりそういうことは申し上げられませんけれども、現在ではそんな状況にありますので、よろしくお願いします。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 最後ですからもう1つだけ、これは総務委員会の方でいいんですけれども、日本の古典芸能文化も使えるのは使えるだろう、幾ら音楽主流の文化会館でも。と思うんですけれども、特にオープニングというふうな状況の中で、市民の文化に対するそれぞれの嗜好等を考慮した場合、当然、日本の古典芸能についても目が向くべきだと思うんですけれども、総務委員会では、そういう論議がなかったのかという点が1点と、それから今の利用率との関係もありますけれども、これから平年度化されて、収支償って剰余金が出るなんてことはとてもそれは大変な望みがたい話でありますから、どの程度の平年度、市費の投入を考えているか、委員会論議の中でありましたらお教えていただきたい。お答えいただいて質問は終わります。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 小沢議員の日本の古典芸能が文化会館において演じることができるのかどうかという、そういう質問は総務委員会においてはなされませんですけれども、あの文化会館はいわゆるオペラハウスの形式が取り入れられてございます。オペラというのは、西洋のいわゆる古典芸能にも通じている面でございます。そういう面におきまして、日本の古典芸能の演出も不可能ではないという判断がなされます。 市費につきましては、1億 2,000万円くらいを当初考えているとのことでございました。 平年度でどのくらいかかるかということは総務委員会では及んでおりません。わからないという御答弁でございます。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君、意見ですか。 ◆27番(小沢竜美君) 意見を申し上げます。 1つは消費税が当然のことながら直接関係をしておりますから、反対をしたいと思いますけれども、平年度の市の財政的な投入がずっと長い5年も10年も先というのは別としまして、最低限5年くらいは人件費から始まって、委託費とのかかわりをきちんと精算をしたらどのくらいの持ち出しになるのかということが市側から答弁がないということは、ちょっと討議に参加していませんからあれですけれども、大変無責任と言わざるを得ないわけです。これは建築費のこともありますけれども、当然ながら料金の算定にもはね返ってくる問題でありまして、市側の説明を聞きませんから一方的な言い分かもしれませんけれども、甚だ不可解な点が1つです。 それから、会館の、言うなら特性というものについてはさっき委員長さんからも話がありましたし、市長さんからも聞いてますからわかりますけれども、日本の古典芸能が公演不可能だと私は思わないんで、その場合に、オープニングとして3月までうたっておりますから、これはすべて一応オープニングの公演として呼んでくるんだろうと思うんですけれども、例えば岡谷市民を見たら、西洋的なこういう芸術活動よりも日本の古典芸能に対する愛好者の方が多いというふうに私は感じているんです。どのくらいの割合か、私もそんなことはわかりませんが、ともかく大きなお金を注いで、市長さんの重要な施策の一つとして、市民の前に公然と姿をあらわすわけです。そして市長さんのお話にもありましたように、市長さんのお言葉によれば、感謝もするし、これからの文化会館の運営に一層の理解を深めていくためにも、いろいろやりたい、こうおっしゃっているわけです。当然、オープニングに当たって、日本の古典芸能を愛好する人たちに対する配慮があっても当然だというくらいの論議がなぜ出てこないのか、これも私は大変不可思議に思うんです。市民のための文化会館、市民に親しまれる文化会館という観点があれば、そういう考え方が当然出てくるはずだと思うんですけれども、残念ながらお答えをいただけませんでした。そういう立場でいきますと、これからの会館の運営についても、いわゆる会館側の意向、市長さんを含めて、運営に対して市民なり議会の方から、例えばこの問題で言えば、この3本のうち1本は歌舞伎を入れたらどうだという意見が出ても、それを取り上げられていく可能性というのは、道徳的に保証されているだけであって、組織的には保証されていない。道徳的な保証もまだはっきりしていないわけですけれども。という意味で、私は振興公社に委託する関係は、議会、市民との関係でもっと明確にされなければならない。それから料金については先ほど申し上げたように、近在の類似施設の料金を参考にし、若干でもそれより下げようとする努力があったことは認めますけれども、岡谷市の現状等からいって、もう少し大胆に下げるべきであるという点と、一番最初に申し上げました消費税が直接導入されているという点を賛成できない理由として、反対意見を申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第21号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第21号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。         午後 4時25分 休憩         -----------------         午後 4時50分 再開 ○仮議長(羽吹義雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議案第22号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 社会委員長さんに1点だけお伺いをしておきたいと思いますが、この内山霊園、市霊園ですけれども、使用料11万円から25万円にしたということについては、委員会付託の前の本会議で一定の質疑がありましたので、おおむねわかりましたが、委員会として、他の市町村などにおける類似施設や民間の墓地の分譲価格等、参考にされたのかどうか。それらとの比較でどうなのかという点について、審議をされておりましたら、その結果を御報告いただきたいというふうに思います。 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) ただいまの御質問でございますけれども、委員会としても、この点については触れたわけですけれども、今回の改正に当たり、市内の墓地や近隣の市町村を対比する中で改正を行ったということで、対比したその基準の市町村あるいは市内の墓地の聖地使用料までは解明してありません。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) わかりました。 もう1つ、造成費とのかかわりでは、この25万円というのがどうなのかという点については論議されたでしょうか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) この点につきましては、特に論議はしてございませんのでよろしくお願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 意見を申し上げます。この霊園条例についても消費税絡みの条例改正でありますので、反対をしたいと思います。ことに姉妹都市、玉野市あたりでは、一生市のために尽くされた方が亡くなられたことについては、市営といいますか、そういう葬儀を行うような感謝の意を込めているようであります。そういう中において、休憩室の利用あるいは聖地の管理料まで税金をかけるという、この点について、消費税の非常にひどい内容を証明するものであり、それに追随をするこの条例改正については、全く遺憾であるということを表明して、反対をしたいと思います。 以上です。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林光一君。 ◆10番(林光一君) 10番 林光一です。 意見を申し上げます。この霊園造成については、私は従来から市民要望にこたえてほしいとたびたび申し上げてきたところでありますけれども、新年度において、それが配慮されたことは高く評価をするものであります。しかしながら今日、消費税の不合理性が各地で批判をされて、本議会でも批判をされております。転嫁実施の時期の延期を考慮してもらいたいという申し出が認められなかったことは非常に残念であります。4月1日から実施されるという改正でありますので、この消費税が転嫁されているという点については、やむなく賛成しかねるものであります。 以上です。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかに御発言ございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第22号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第22号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕
    ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 これも消費税の転嫁ということで反対をしたいと思います。特に、火葬にまで、あるいは霊柩車までに税金をかけるということについて、まさにこの消費税のひどさを証明するものであり、それに全く追随をする市の姿勢についても厳しく批判をしていきたいということで、反対をいたします。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかに御発言ございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第23号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第23号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第24号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 消費税を転嫁するということで、福祉にまで税金をかけるということは全く許せないということで反対をいたします。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかに御発言ございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第25号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第25号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 同様消費税が転嫁をされているということで、まさに死体検案料から、看護学校の入学金にまで税金をかけるということで、許しがたい改正でありますので、反対をいたします。 以上です。 ○仮議長(羽吹義雄君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 消費税転嫁ということで反対をしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかに御発言ございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第26号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第26号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) これについても、消費税がすべての面で転嫁をされているということで、スポーツや、ささやかな憩い、レクリエーション、特に小中学生以下の子供にまで税金をかけるということは全く許しがたい消費税の内容でありますので、反対をいたします。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかに御発言ございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第27号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第27号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 消費税転嫁ということで反対をいたします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。 消費税分が18万 6,000円と金額的には少ないわけですけれども、市民に負担を強いるということで反対をしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかに御発言ございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第28号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第28号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 岡谷市民にとっては 100年来と言われる期待されたこの温泉の事業にまで消費税がかけられるということについて全く遺憾なことであります。よって、反対をいたします。 以上です。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかに御発言ございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第29号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第29号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第30号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 1点、質問をいたしたいと思いますが、大変大幅な値上げが行われるわけでありますけれども、その理由として、資本費を算定基準にするということのようでありますが、水道料金は資本費はどう扱われているのか、お教えをいただきたい。それから、これは付託前に質問してありませんけれども、言うなら、市民にとっては初めて料金体系の根本が変わる措置が行われるわけでありますが、一般的に料金改定等の場合は3%とか5%とかということなんですけれども、初めて資本費まで算定基準に入れるということで、大幅な値上げが行われることに対して、市民は大変驚きと同時に困惑の気持ちを持っているようでありますけれども、この辺で、市民の理解を得るというふうな、今日までの努力というふうな点について論議が及んでいたらお伺いいたしたい。なお、意見については、後ほど発言させていただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 建設委員長。 ◆建設委員長(片倉万吉君) 26番 片倉万吉です。 上水道における資本費の導入等につきましては、上水道の改定は昭和62年度に行われまして、減価償却費並びに地方債の利子は全額支出の面に組み入れられております。それから今回下水道改定について資本費が初めて導入された。これらについては、建設省からの指示といいますか、下水道の財政研究委員会というのは第5次にわたっておりますけれども、第3次当時から、資本費は全額料金に転嫁すべきだという、使用料に転嫁しろという指示がありましたけれども、当面は利子のみを考えて加えていこうということで、今回、資本費の 13.49%算入でありますけれども、利子のみになれば、大体 16.66%になります。したがって、平成元年から3年までの3年間に 16.66%ですから、3年3年の改定でありますから、平成9年度において利子の2分の1、50%は資本費に算入して料金徴収の基礎にしていこうということで、国の指導によれば全額でありますけれども、岡谷市としては政治的な配慮をもって、資本費の利子分2分の1を9年後にはいただこうということで積算して、今回は利子に対して見た場合には 16.66%でありますけれども、資本費、元金と利子、合わせて資本費として算入するのは 13.49%に当たるんだということであります。ちなみに、資料をおあげしたと思いますが、郡下の諏訪市並びに茅野市、下諏訪町等における資本費の算入状況は、諏訪市が30%、茅野市が 16.86%、下諏訪町7.18%、それから、岡谷市が今回 13.49%で、それぞれ%の率は違いますけれども、各市町村とも既に資本費の算入によって料金改定を行っているというような現状であります。 そこで、委員会としては市民の了解をとる方法については論議いたしませんでしたけれども、委員の中から非常に大幅な値上げであるし、しかも、これには3%の消費税が導入されるということで、市民の生活にも大きな影響を与えるということで、強い反対意見もありましたが、論議の中ではその程度であります。 以上。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 1つは、例えば水道の場合には、今日まで建設されたもの、そのための建設費あるいは財政的な借入金利子等の負担は、言うなら全戸加入という形で、そういう制度がいい、悪いは別として、市民の負担が公平にかけられているという側面を持っているわけですけれども、これから未接続の家庭が何年後に解消するのか、全然見当もつきませんので、筋道立った論議にはなりませんけれども、本来なら全世帯に分割すれば、もっと負担率は軽くていいという論理は成り立つはずです。という点で、未接続が残されている主要な責任が市民にあるのか、市の努力にあるのか、論議を持つところでありますけれども、そういう矛盾を持っていることが1点。それから、今建設委員長からお話がありましたようなよそとの関係、あるいは国の指導等の関係からいっても、現実には4分の1を超える大幅な引き上げになるという点、それから先ほど来、他の議案に関係をして消費税についての意見を申し上げてきたところもあるわけでありますけれども、消費税が導入されているという点を含めて、反対をいたしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。 下水道条例の一部を改正する条例ですけれども、特に下水道の工事は昭和49年からの工事が進みまして、既に14年を経過している。非常に事業計画に沿って順調に進んできておりまして、先ほど委員長の報告にありましたように、全体計画の51%、約 822haの管網の整備が進んでいるということで、利用者人口も既に3万 3,000人、それから1万 700件等の接続がある。市民の快適な生活の推進に大いに働いていただいているということについては一定の評価をしたいと思います。特に、健全経営ということで人件費の見直し、あるいは資本費等についても、近隣の自治体に比しても余り高くはない、あるいは一般会計からの約8億円の繰り入れ等を含めて、非常に努力をされているということで、今回の値上げ等については理解するものの、今回その上になお3%の消費税が転嫁されるということについて、現時点では賛同しかねますので、よろしくお願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第31号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第31号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番 小沢。 近代の課税の大原則というのは、先ほど、1つは話題に出ました総合高度累進課税の制度が最も近代的な課税制度の1つだということが言われておりますが、そういう近代的な課税体系の体制を整えているかどうかというものの重要な柱の1つに、最低生計費には課題をしないという大原則があります。もちろん、生活費に課税をするなということを言い出せば切りもないわけでありますけれども、今申し上げたように、最低生活費に課税をしないという観点から見ますと、水に課税をするというのは、これは話にならぬというふうに申し上げざるを得ません。生命の根源から始まって、あらゆる人間の活動を支える水道料金そのものに税金をかけるというような無謀な措置には絶対賛成するわけにはまいりませんので、反対を意見を申し上げたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。 林光一君。 ◆10番(林光一君) 10番 林光一です。 今の話にもありましたとおり、水こそ我が市民生活に直結したものであります。これに消費税がかけられたということは非常に残念なことでありますので、賛成できないものであります。 以上。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第32号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第32号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○仮議長(羽吹義雄君) 起立多数であります。 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 社会委員会で慎重な審議をくださったようですので、最初にお礼を申し上げたいと思いますが、請負工事にかかわる談合の問題で、関連をして質問をさせていただいて解明をいただいたようでありますけれども、委員長さんの報告にあります事件発生以前に岡谷市は契約をしているんだと言われていますが、この事件発生とはいつのことを指しているのか、お伺いをいたしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 この事件というのは、こちらの方で、一応調整しましたところが、昨年5月に公平取引委員会が、米軍基地施設工事での立入検査で独禁法などの違反として請負業者 140社に対して文章で警告したということで、いわゆる、昨年の5月に公正取引委員会が独禁法違反で調査したというのを、一応、私どもでいうところの事件発生というような表現を用いさせていただいたわけでございますけれども、それで、それの工事請負業者 140社に対し文章で警告し、うち70社に対し総額2億 9,000万円の課徴金の支払いを命じたということでございます。それで、これにより建設省では 105社に対し指名停止処分を行いというような新聞報道がされているというような内容でございます。このことにつきましては、直接、国等から通知は市に来ていないようでございますけれども、小沢議員さん、このことを指しておるのか、不明ではあるが、その他にこの事件以外で各地で発生している談合等の報道されておりますが、岡谷市で直接関係している業者はない、こういうことでございますので、お願いいたします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) ありがとうございました。 今、お話がありましたように形の上ではそうなっているわけでありますけれども、指名停止に至る具体的な行為というのは、実は岡谷市が契約する時期を前後して行われた可能性があって、それが後、時間を経て公にされて、今お話しのような一連の制裁措置が行われたというふうに理解をすべきだろうと思うんです。もちろん、これは市が直接関係があるわけではありませんけれども、少なくも契約の時点では、市の皆さんも満幅の信頼を持っておられたからこそ、指名もされたんだと思いますし、落札に基づく契約もされたんだろうと思います。という点では、重大な注意と関心を持って、今後の工事契約等に当たっていただきたいということを要望して終わりたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第33号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。 ます。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第34号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第35号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第35号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第36号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号 平成元年度岡谷市一般会計予算の審議に入ります。 まず、歳出から4款ずつに分けて質疑を行います。 では、第1款議会費から第4款衛生費までについて質疑を行います。 質疑はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 保育所費について、社会委員長さんにお伺いをしたいと思いますが、保育料の方は歳入の方でお聞きしますが、特に最近、4週5休というふうなことも出されておりますが、逆に土曜日の保育時間の延長というふうなものが希望として出されております。こうしたものに対する対応として、何か社会委員会として検討がされたのかどうかという点が1点です。 それから、もう1つは、付託前にも質問をしておきましたが、部落解放同盟、同和関係団体への補助金ですが、社会委員会の資料を見せていただきますと、新年度も全く補助申請がないわけです。このような補助金の申請がないのにもかかわらず、2年度にわたって申請がないのにもかかわらず、予算を組むということについては、他の補助金ではあり得ないことだというふうに思いますけれども、同和行政を進めるためにというふうなことでは書いてありますけれども、要らないというものにまで予算を組むという、この予算編成上の問題等含めて、委員会でどのように審議をされたのか、お伺いをしておきたいと思います。         (「関連」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) 関連して、小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。関連。 要求額ということで、以前よりも大分減ってまいりましたけれども、岡谷市の平成元年度予算、昭和63年度までは予算化するものと大変かけ離れているわけでありますが、一体これは要求されるというふうな筋合いのものであるのかどうか、その点をどうお考えかお伺いしたいというふうに思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 まず第1点の保育所費に関連いたしまして、4週5休の中、特に土曜日の保育時間の延長というような問題が出ているとのことで、対応はどうだということなんですけれども、この問題につきましては、まことに残念ですが特に審査に及びませんでしたので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、同和関係の補助金でございますけれども、今年度についての補助金申請が資料の中に出ていないということなんですけれども、実は委員会の開催中の2日目ですか、要求書が来たということなんですけれども、これにつきましては、いわゆる予算書等、補助金申請の必要書類が欠落していたというようなことで、正式受理はされていない、こういうことで、実際にはそういったものが来ているようでございますけれども、いわゆる正規の整った申請書ではないということでございました。それから、これは請求がないのになぜ予算を組むかということなんですけれども、これは実際問題として請求というか要望書というか、そういったものは来ているようでございますけれども、この考え方では毎年言われているわけですけれども、同和活動団体が部落解放を願い、部落の完全解放を願い、活動等をしているというような実績、それから、関係6市町村等の対応等含める中で計上した、こういうことでございますので、お願いしたいと思います。 そして、小沢議員さんの質疑もございますけれども、要求額については、一応毎年来ているようでございますが、要求額と、それから申請額も同額であるようでございますけれども、現実的には5万円、昭和62年度までは支出しておったということで、昭和63年度につきましては、正式要請が来てから慎重に対応したい、こういうことでございますので、よろしくお願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) また意見のところで申し上げますので、保育所の問題については審議されていないということですから、昨年、そのような保育の延長というふうなものも陳情が出されているようでありますので、その辺が審議されなかったというのは残念だと思いますが、ぜひ今後の中でよろしくお願いをしておきたい。 それから、同和関係団体補助金の問題ですけれども、昭和63年度の執行がどうなのかということでは、本会議の質疑の段階では執行されていないということでしたが、その後の委員会の中でどうなったのか、執行されたという報告があったのかどうか、その辺をお聞きしておきたいと思います。それから今お話がありましたように、実際に要求という言葉も非常に問題かと思いますけれども、申請が正式にされていないのにもかかわらず、予算を編成しているということは全く異常で異例といいますか、例外的なことだろうと思います。ほかにもそういうような例があるのかどうか、それらとの比較でもし論議していただいてあれば、報告をしていただきたい。お願いします。 ○仮議長(羽吹義雄君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) これにつきましては、今、要求という言葉が、私、不穏当だと思いますけれども、一応この表には要求額、こういうように書いてありますので要求ということなんですけれども、これは一応予算編成をする前、あるいはその近くですか、来ていることは事実のようでございますが、要求と請求とは、額は先ほど申し上げたとおり同じですけれども、ただ支出については、それをずっと下回って支出しておるという内容ですけれども、これにつきましては先ほども申し上げたとおり、特にそういった要求額のとおりということではなくて、やはり十分精査した上で予算計上をしておる、こういう内容でございまして、先ほど申し上げたとおり、この活動団体が部落解放に向け、国民的課題の部落解放に向けまして活動しておるという事実を評価するとともに、いろいろと近隣各市町村等の対応等の関係で、今まで昭和62年度までは支出しておった、こういうことでございます。ただし、昭和63年度におきましては請求といいますか、申請が出されてきておるわけでございますが、それには先ほど申し上げたとおり、必要な書類というものが欠落しておるということで、正式な受理はしていないということでございます。したがいまして、先ほどもこの委員長報告にも出ておりますように、これをカットできないかというような意見もございましたけれども、慎重に対応していきたいということでございますので、御了解いただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 社会委員長さんにお伺いしたいと思いますが、いただいた資料に、平成元年度岡谷市ボランティアセンターの特別会計案なるものがあるわけでありますが、不勉強で申しわけありませんけれども、特別会計と対比される一般会計みたいな基礎的な会計というのはあるのか、それが1点。それから社協との関係は、このボランティアセンターはどう位置づくのか。今ごろこんなことをお伺いしては大変申しわけありませんけれども、お教えをいただきたいというふうに思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 ここに資料として差し上げてありますのは、これは社会福祉協議会の予算の中のボランティアセンター特別会計予算ということでございますので、基本的な予算というのは社会福祉協議会の予算、こういうことでございます。 以上です。 ○仮議長(羽吹義雄君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 社協に対して市の補助金が出て、それからボランティアセンターにも市の補助金が出ているものですから、本来別な、類似団体ではあるけれども別な組織かなと考えたんですけれども、社協の活動の主要な柱の一つとしてボランティア活動を推進をしていく。そのために一定の事業計画を持たなければいけないというなら、社協一本ではなぜ、例えば 160万円必要なら社協への補助金をそれだけ増額すればいいわけでありますから、なぜわざわざ補助金を分けて出さなければいけないのか、お伺いしたい。と申しますのは、ボランティア活動といいましてもいろいろありますが、いずれにしろ、対人的な接触が行われるわけでありますけれども、御承知のように、ボランティア活動で野外活動を行って、死亡事故が起きて、ボランティア活動を行った方の賠償責任が裁判で決定して責任を問われるという事故があります。こういうふうな場合、もちろんそんなことがないことが大前提でありますけれども、そういうふうな場合は一体、例えばボランティアセンターのだれかが責任を持つのか、社協が責任を持つのか。補助金が2つに分かれていってますから、市の予算の形の上では別団体として扱われいるということになりますので、その辺を少し解明していただきたいというふうに思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 確かに市の社会福祉協議会へ、いわゆる補助金が2本立てで行っているわけです。というのは、このボラントピア事業が 160万円でございますけれども、これは、ボラントピア事業は国及び県の指定事業というようなことで、それぞれ各団体とも 160万円ずつ負担するというような内容のようでございますので、そんな関係で2本立てで、特にボラントピア事業については計上したとのことでございます。それから、さらにボランティアセンターに対して、ボランティア活動のためにけがをしたらどうするかという問題でございますけれども、これにつきましては特に審議が及びませんので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○仮議長(羽吹義雄君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 総務委員会へお聞きいたしたいんですも、一つ、委託料の問題であります。これは前段でちょっと論議をされましたけれども、特に、税務課の職員が、かなり時間外の過重な労働がされているわけですけれども、委託料を見ましても、かなり住民税の計算だとか、事務処理委託だとか、こういうものがあるわけです。実際的に今、時間外でかかるそうした労費と申しますけれども、そういうものは一体どういうところへかけられておったのか。同時にまた、そういうものを軽減をするために、もう少し委託料の関係でふやすことによって、そういう軽減が図れるのかどうかというようなことについて、論議がされたのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 委託料の中の税務総務費に関しまして、委託料の内容は、このように挙げてありますけれども、超過勤務の時間とあわせての論議には及びませんでした。 ○仮議長(羽吹義雄君) 原宏君。 ◆15番(原宏君) 15番 原宏です。 社会委員長に社会委員会での内容についてお聞きをしたいと思いますが、委員会に付託前の論議の中で、私の方で申し上げました第2次総合計画の目指す国際文化産業都市にふさわしい公衆便所のあり方、またその維持管理等の方向等々について、どんな形が一番ふさわしいかというあたりで、委員会前に論議を申し上げましたけれども、それについての委員会内での内容を教えていただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 ただいま原議員さんの付託前の質疑の中での公衆便所に関しての質問ですけれども、あのとき、一定の方向というか、方針、考え方が示されたというようなことでございまして、特に委員会では、この問題については審議してございませんので、御報告いたしたいと思います。 以上です。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男でございます。 77ページと78ページを総務委員長さんにお尋ねをしたいと思いますが、諏訪テクノレイクサイド推進協議会の負担金が 131万円と、長野県テクノハイランド出捐金の 1,033万6,000 円というものが従来どおり載っておりますけれども、これがどういう目的で、新年度どんな効果を、補助交付することによって期待ができるのか。この辺の総務委員会の一部始終の経過を、つまびらかにお願いをしたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 お手元の委員長報告資料に諏訪テクノレイクサイド推進協負担金の内容については載っておりますけれども、№5の同じく長野県テクノハイランド開発機構基金負担金として載っております。その内容につきましては、こういう御説明を受けて了解をいたしたわけでございます。諏訪テクノレイクサイド推進協議会の方の平成元年度の事業計画といたしましては、1つ、調査研究情報提供事業、それから2つ目として、圏域内重点事業支援事業、3つ目として、普及啓蒙事業ということを挙げてあります。 それで、これをなお細かく御説明を申し上げた方がよろしいということになれば、もう少し細かくいたしていきたいと思いますけれども、調査研究情報提供事業ということにつきましては、調査研究事業は諏訪圏域のニーズに基づく重点テーマを設定し、基礎調査並びに情報を出す。次に、2番目の圏域内重点事業支援事業に関しましては、諏訪テクノレイクサイド第1次5カ年実施計画個別事業に基づき、最重点優先事業を支援するということで、例といたしましては、1つ、公共下水道事業、また諏訪湖流域下水道事業、2番目といたしまして、母都市活性化の根幹となる国道20号線バイパス建設、中央東線高架化促進、3番、高速交通時代に対応するリニアモーターカーの実験線の誘致、エアコミューター空港建設促進、ヘリポート建設ネットワーク化の促進、4番としまして、新駅設置を踏まえての交通体系の促進等、5番、高度の学園研究都市機能条件整備への促進、3番の普及啓発事業は諏訪テクノ建設推進への理解と協力、参加と支援を目的とした広報活動を展開する。1番として、諏訪テクノ新聞の発行、年4回、2番、諏訪テクノ構想普及版の発行1万部。3番、諏訪テクノインフォメーションチャンネルの開設、LCV9チャンネルを利用して毎月金曜日というようなことを、一応諏訪テクノレイクサイド推進協議会の平成元年度事業計画ということで説明を受けてあります。 次に、長野県テクノハイランド開発機構基金負担金につきましては、やはり同じような啓発事業、研究事業、支援事業などを展開する中で、特に諏訪支部に関して負担金が交付されていくという説明を受けました。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男でございます。 いただきました資料で、今細かく言われましたけれども、一体 131万円というものが、どういうふうに振り分けられるというものかということ。それから、大きな3つの点を今言われましたけれども、母都市活性化というんだけれども、私は、この母都市という言葉が非常に何の、だれがこんなことを認めたかと思うんです。公共下水道事業に、何ですか、負担をするですか、そういうことは身の回りのことでいいと思いますけれども、圏域内のニーズに基づく何とかと言われて、耳ざわりはいいんですけれども、果たして、このことの意義と目的というものと 131万円のかかわりというものをもう少し明快にお話をいただきたいと思います。 それから、もう1つは資料№5の後段になる長野県テクハイですけれども、これは 1,000万円以上出ていて、何か諏訪圏へ何とかでと言うけれども、諏訪圏へはどのくらい来るものかですね。そういう点で、この長野県テクノハイランド開発構想というものが、一体本当の目的は何をしようとしているのか。それから 1,000万円というものが果たす位置づけというものを総務委員会ではどう評価をしているのか。こういう点で、貴重なお金が21世紀とか、住民ニーズとか、何とかかんとか言われますけれども、本当に生かされているかどうかという点で、国際的な立場、県的な立場に立った場合に、この 1,000万円というものを、私に判断できるように、委員会の審議の経過を御説明いただきたいと思います。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 ただいま山田議員さんの御質問に対しまして、このテクノレイクサイド推進協議会並びに長野県テクノハイランド開発機構の基金負担金につきましては、ここ毎年度、当議会においても論議がされておりますけれども、私ども総務委員会におきましても、その範囲を出ないことで了解をいたしました。 ○仮議長(羽吹義雄君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) あまり突っ込んだ議論というものを聞いたことが、私ありませんので、 1,000万円を超えるもので、その出し方というふうなものについては、この2つの振り分け表がありますけれども、若干新年度の意義づけ、仕事のあり方、こういうふうだというやつを、こうやってその 1,000万円は計算をしたよというのではなくて、中身をやっぱり資料にした方がよくないですか。10万円くらいのやつでも、かなり社会委員長さんとの議論がありまして、このことが印象に深いんですけれども、 1,000万円を超えるものについて、そんなにいとも簡単に、毎年やっているからというふうな程度では、親愛なる総務委員会論議が、私の耳に返ってきませんので、もし、委員会と議長さんのお取り計らいで、そんなものが克明にできるとするなら、やった方がよくないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○仮議長(羽吹義雄君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 委員会といたしましては、本会議における質疑の段階において、企画部長からの御説明を踏まえまして審議をいたしましたので、その域を出ておりません。 総務委員会に出した資料を提出してほしいという御希望がありますが、そのように計らわせていただくことはよろしいことでございましょうか。 ○仮議長(羽吹義雄君) お諮りいたします。ただいま総務委員長から資料を提出いたしたいとのことでありますが、よろしゅうございますか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○仮議長(羽吹義雄君) この際、暫時休憩いたします。         午後 5時52分 休憩         -----------------         午後 6時31分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 山田拓男君の資料要求により、お手元に配付いたしましたので、ごらん願います。 何か御発言はございませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番です。戻ってお伺いいたしますが、先ほど総務委員長さんの報告の際に、社会委員長さんに質問をしたわけですけれども、社会委員会の所管にかかわる諸施策のうち、とりわけ従前から継続的なものは別とし、当然別なものになるわけでありますから、本年度新しく予算づけされた諸施策の中で、消費税の逆進性を薄めるための措置は、何々なのか。それから、その施策の及ぶ市民はどのくらいになるのか、お伺いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 社会委員会としては、総務委員長さんのお話で、市側が消費税の逆進性をうめるための施策ということで、というような話がございましたけれども、社会委員会の審議の中では、そういった施策は幾つも新しい新規のものは盛られておりますけれども、特に、そういう逆進性をうめるための施策だというような説明もございませんので、何とも申し上げられませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 大変不可思議なことで、議長のところでお取り計らいいただきたいと思うんですけれども、1つの委員会は、具体的には取り消されましたので言いませんけれども、消費税に対する逆進性の対策がある。当然のことながら、嫌な言葉でありますけれども、逆進性をうめる対象としては、社会的弱者が一番先に問題になっていくだろうと思いますので、社会委員会関係の諸施策の中にあると考えるのが当然だと思うんですけれども、当該委員会は全くそういうふうに受けとめをしていないということになれば、提案されております予算の意味づけというものが、2つの委員会で全く評価が違うということになりますので、このままでは納得しかねますから、しかるべくお取り計らいをいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 先ほど、逆進性の問題で、特に、福祉施策の新しいもの、あるいは前のものを増進させたという説明はなかったわけでございます。ただ、そういうことがもし総務委員会で説明があるとすれば、そういった思いが込められているということは、私としてはわからないんですけれども、そういう説明はなかった、こういうことですのでお願いします。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 私が先ほど申し上げました内容は、議事録をごらんになってもわかると思いますが、取り消してございますから、そのようでお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 具体的な項目は言わないけれども、総務委員会としては逆進性をうめるための措置があるという理解に到達をしているということでよろしいですかと言ったら、そのとおりでございますという意味の答弁が最終的にあるではないですか、総務委員会。そんな無責任な答弁で議会を進めるのはだめですよ、そんなことを。     (「全部精査しなさい、さっきの総務委員長の発言を」と呼ぶ者あり。)
    ○議長(片倉久三君) 議事録精査のため、暫時休憩いたします。         午後 6時37分 休憩         -----------------         午後 7時52分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 大変貴重な時間を費やして申しわけございませんでした。 私の先ほどの委員長報告の中で、ごらんいただきます、4ページの1行目から4行目までを全文削除し、これに関連した部分についても同様でございますので、よろしくお取り計らいを願いたいと思います。         (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 議事進行について、小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 基本的には了解いたしますけれども、既に議決された議案に附属する委員長報告あるいは発言等の取り消しというものは、事務手続上はどうなるのか、事務局から説明だけはしておいていただきたい。それから関連して、ここがなくなってしまうと、私の発言というのはちんぷんかんぷん何を言っているかわからぬということになるわけで、それはどういう扱いになるのか、これは議事録に残るわけでありますから、その辺も含めて事務局の見解だけはお伺いしておきたいので、よろしくお取り計らいいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 事務局長。 ◎事務局長(青島一郎君) お答えを申し上げます。 先ほど議決いただきましたのは、条例の改正部分でございまして、それに伴います説明等発言につきましては、会期中に限り議会の許可を得て取り消すことができる、こういうふうに会議規則になっております。したがいまして、今取り消し申し出がございましたが、これを議会で許可すれば取り消しは可能でございます。それが、もし先ほどの議決に及ぶような部分であれば、これは一事不再議が崩れて、事情変更の原則で、もう一度議決も可能でございますが、今回の取り消しはそれは必要はないように感じます。 それから、会議録の面ですが、取り消した部分につきましては、写しの方は点線で入ってまいります。したがって、できるだけ修文の部分で読み取りが可能なふうに取り消したいと思っておりますけれども、ここに関係する部分だけは点線表示になりますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。         (「私の方も点線表示ですか」と呼ぶ者あり) いいえ、この逆進性とか、補完といいますか、そういった部分に関する部分は点線表示になると思います。なお、補足しますが、会議録には原本と写しとございまして、原本はやりとりの一切が残ります。写しの方だけは取り消しの部分だけは消えてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) この際、お諮りいたします。ただいま今井密子君から議案第19号の委員長報告の一部削除と発言の一部について、取り消したい旨の申し出がありました。この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、今井密子君からの委員長報告の一部削除と発言の取り消し申し出を許可することに決しました。 進行いたします。 ほかに御発言ございませんか。 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 2点ばかりお願いしたいと思います。 委員長報告の9ページのところで、総務委員長さんにちょっとお尋ねしたいんですけれども、このテクノレイクサイド構想に伴う予算、「平和への取り組みが欠けている点」ということで、時節柄非常に平和の問題ということについては関心が高いわけですし、私も平和の碑を設置したらどうかというようなことも提案しておりますものですから、その辺のところの審査がどのような内容で及んでおりますか、お尋ねしたい。 それから、14ページなんですが、社会委員長さんにひとつお願いしたいんですけれども、火葬場のところなんですが、「全面的な見直しを要望しました」とあります。よくここでも議論がありまして、建物は非常に深い歴史のある建物で、炉だけを改修するというようなお話がよく聞くんですけれども、これら、どのような全面的な見直しをするように要望したのか、ちょっとお知らせを願いたい、こういうふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 宮崎議員の御質問に対してお答えいたします。 「平和への取り組みに欠けている」という点は、岡谷市においては非核三原則とか、そうしたものの取り組みが決議されていながら、一向に市民に徹底するような措置がとられていないではないかという指摘でございます。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚でございます。 この委員長報告に関しましては、 137ページの火葬場費の委託料の中の設備整備調査費というようなことに関連いたしまして、市側からの説明を聞き、この説明内容に関しましては、施設の全体的な調査をする、そして今後の修理だとか、そういったことに資したいということでございまして、これに関連して全面改修を考えているかというようなことの質問があったわけですけれども、これに対しては現在のところまだ考えていないという答弁でありましたので、委員会としては全面的な見直しをして改修まで考えていただきたいということを要望したということでございます。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 総務委員長さんの答弁でわかりますけれども、岡谷市の平和都市宣言の決議がされています。いずれにしても、こういう国際化ということから見ましても、国際平和というものも大いに推進していく上において、この平和運動、非核三原則を含めた平和というものについて、改めて推進していただきたいということを思うわけなんですが、何かお話を聞けば、そういうようなシンボルタワーですか、そんなこともお話があったそうなんですけれども、その辺にもしお話が及んでおりましたらお知らせ願いたい。 それから火葬場ですが、非常に、これもおやりなっている方も大変なので、建物自体は古い歴史であるものはなんですけれども、例えば、近隣の施設を見ましても非常に近代化されているということでありまして、できれば岡谷市も本当に抜本的にやっていっていただければ、もう少しというように思いますもので、私はそんなふうにこの見直しの中に検討がもしされていましたらということでお聞きしたわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 非核三原則、平和都市宣言につきまして、岡谷市は既にしてあるにもかかわらず、その市民への徹底が足りないということで、何らかの方法を講ずるべきだということの提議はございまして、別に塔を建てるというところまで審議は及びませんでした。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 進行いたします。 次に、第5款労働費から第8款土木費までについて、質疑を行います。 質疑はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 経済委員長さんにお尋ねしたいと思いますが、農業費、林業費、商工費、すべて共通の質問ですのでお尋ねしたいわけですが、今回の予算審議というものは、消費税にまつわるものが非常に大きなウエートを占めるんじゃないかと思います。特に、市内の産業、農業や林業や漁業や商工業、これらの皆さんに消費税がどのような影響を及ぼして、その対策をどうするかということは岡谷市政にとっても大変重要な問題だと思います。岡谷市のそれぞれ公共料金その他に消費税がかかる、あるいは物品購入がかかるとか、そういう問題と同時に、この産業の育成、振興というものについては、その点を特に論議をしていただかなくてはいけないと思うんですが、委員長報告を見ると、その点が欠落をしているように思います。ベテランの経済委員長さんであり、そうそうたる経済委員の皆さんがおられる中で、恐らくこの点についてはかなり論議をしたのではないというふうに思いますので、ぜひその点をお聞かせいただきたいと思います。 ちなみに申し上げますと、例えば、市内の商工業の中で、免税業者というふうなものはどのくらいの割合になるだろうかとか、課税業者はどうなるのだとか。最近では、既に消費税導入を目前にして、現実には下請業者に対する単価切り下げなどが行われてきている。これに対して、県では監視機構を設けるというふうなことを考えておられるようですし、社会委員長報告では、消費者行政についてそうした監視を強めるというふうなことをやるようでありますけれども、市内の業者、あるいは産業の面での影響や、あるいは便乗値上げ、単価の切り下げ、下請業者のいじめ問題、こういうふうな点について、十分市の行政として監視を強め、指導を強めていく必要があると思いますので、こんな点について触れていただきたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 経済委員長。 ◆経済委員長(山崎芳朗君) 23番 山崎芳朗です。 まず、労働費の方でございますけれども、消費税分としては19万 3,000円でございまして、農業費については、一応農林水産業費については農業費の 127万 4,000円、それから林業費については47万 1,000円ということでございまして、商業面のことについては、一応本会議でも質疑がございまして、特別に私ども委員会としては、その個々にわたっての商品についての消費税の問題については触れておりませんけれども、一応そういうことでございます。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 今、私お聞きしましたのは、例えば、農業費とか林業費とか、そういう岡谷市の予算の中に、どれだけ消費税にまつわるものがあるかという質問ではなくて、そうした農業者、林業者、あるいは漁業者、商工業者がこの消費税によってどんな影響を受けるのか、そういうことに対する予測と対策、監視機構、こういうものを岡谷市の商工業、農林漁業に対する政策として考えて論議をされたかということをお聞きしたかったわけで、ちょっと商工業についてはやらなかったということのようですけれども、ここについてはちょっと重大な欠落ではないかと思いますが、もう一度お伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 経済委員長。 ◆経済委員長(山崎芳朗君) 23番 山崎です。 そういう審査には及んでおりません。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 委員長報告の22ページなんですけれども、第7款1項、2項、商工振興費ですか。付託前にもちょっと私触れたんですけれども、経済委員長報告資料№1の中に、市制度資金融資あっせん目標枠ということで、ありますが、この中で、宿舎等の建設資金が昭和63年は 3,000万円ですが、平成元年度はゼロになっています。これらの内容の審査に及んでおりましたらお聞きしたいということと、それから、この横に高度化資金とか、工業用地取得資金だとか、それぞれありますが、これらの人員的な配置というか、そういうものはどんなようになっていますか、ちょっと審査に及んでいたらお聞きしたい。 ○議長(片倉久三君) 経済委員長。 ◆経済委員長(山崎芳朗君) 23番 山崎です。 まず最初の宿舎等建設資金についてでございますが、これは昭和63年、実績がなかったので平成元年度においては計上していないということでございます。 そして、工業技術振興基金積立金についてでございますけれども、一応当面は5億円というのが目標でございますけれども、委員会としては急速に進歩する工業技術に対応するには、どうしても時期を早めて、億単位くらいで積んでいけ、できることならば10億円くらいどうだというようなことを強く積むことを要望したわけでございます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 進行いたします。 次に、第9款消防費から第12款予備費までについて、質疑を行います。 質疑はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 進行いたします。 次に、歳入全般と薄い方の予算書について質疑を行います。 質疑はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田ですが、まずいただきました総務委員長報告の中で、3委員長にわたると思いますけれども、超過負担の実行額、負担補助基本額、超過負担額とありますが、この超過負担額それぞれ数字が出ておりまして、3億 7,328万円の中で、それぞれどういう超過負担なのか。数量差、単価差、対象差というふうな点がわかりましたら、明快に分析結果をお知らせをいただきたい、これが1つであります。 2つ目には、総務委員長報告の中でかなり詳しく6ページの中で、財源問題、特に消費税、それから今日の国の補助金カット問題なんかを触れておりますけれども、言うところの不足額を交付税で補ってくれるんだということがありますけれども、実際その事例と数字を並べて、この際明らかにしていただきたいということが1つであります。それから、それぞれの4委員長報告の中、それから総務委員長の先ほどの議案第19号のときに出された数字が、それぞれ消費税の影響額でありましょうけれども、総括的に6ページとのかかわりで、消費税の一般会計の被害額は幾らと読み取ったらいいか、お教えをいただきたい。それから、地方財政の補てん額、政府の試算では、岡谷市が、一体どれだけ入りと出でやって大変になるのかという総務委員会での審査方を報告願いたい。地方自治体の自主財源の比率の低下のぐあいを、1988年と、ことし1989年の比率で、どういうふうになるのか、この辺を明らかにしていただきたい。それから、同じく補助金カットが建設委員長並びに社会委員長、総務委員長それぞれあるわけでしょうけれども、具体的には、総務委員会の中へはあらわていませんけれども、この補助金カットというものが、実際には、昭和59年から始まりまして、それが既にことし生活保護が 0.5%引き上げられた。そして、具体的には交付税なんかでピリオドを打ったんだというふうになっていましょうけれども、この辺について、財源のもとを審議する総務委員会での説明はどうあったでしょうか。この辺のところを5点にわたって、総務委員長を中心に、それぞれの委員長さんのところへわたったら明快にお答えをいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) それでは、社会委員会関係の超過負担額について申し上げます。これは民生費の2項、児童福祉費が主体でございますが、2目児童福祉費分においてと、それから3目保育料費分につきまして、超過負担額が2億 9,808万 2,800円ということになっております。それから次に、補助金のカット額でございますが、社会委員会関係に関しましては、平成元年度におきまして1億 2,082万 8,000円という額になります。あと消費税の影響額等につきましては、歳入で民生使用料が2万円、それから衛生使用料が19万 3,000円、それから同じく衛生使用料で、これは廃棄物処理手数料の関係ですけれども、 116万 5,000円でございます。それから歳出でございますけれども、民生費で消費税相当額が、 1,066万 2,000円、それから衛生費で 541万円、こういう状況でございます。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長(片倉万吉君) 建設委員会関係では、中村C団地の建設事業で、平成元年度においては、実行額が 8,949万 9,000円で、負担補助基本額が 6,585万 9,000円で超過負担分は差し引き 2,364万円というふうになっております。超過負担関係ではC団地のみであります。基本面積については67.7㎡のところを、中村C団地は 0.3㎡増の設計になっております。単価増は7%アップということで、このような結果になります。それから建設委員会関係の国庫補助の年度別負担率状況等については、資料でおあげしてありますから、ごらんをいただいて、道路改良事業費樋沢1号線、これについては事業費 5,000万円のところを、3分の2の補助が10分の5.25の補助になって、その試算からいくと 708万 3,000円のカット、それから橋梁整備事業費、竜上橋については平成元年度においては 6,000万円のところを、補助率は同じく3分の2から10分の5.25に引き下げられたということで850 万、合わせて 1,558万 3,000円であります。消費税関係においては、平成元年度一般会計の、これは総務委員会から提出された資料で、歳入の分については土木使用料が 433万 4,000円、そのうち市営住宅においては、 414万 8,000円、駅前広場等の使用料が18万6,000 円というふうになっております。さらに雑入の中で、設計審査委託事業収入が3万3,000 円、それから占用料で、掲示板等で 1,000円、合わせて 3,400円ということに、収入の分においてはなっております。さらに支出の分については、土木費に26億 2,202万1,000 円に対する消費税相当額が 2,657万 3,000円ということであります。以上でありますが、カット分の補てん問題等についてはどういうことだったか、もう一度お聞かせを願いたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 総務委員会にかかわります超過負担については、10款教育費の中で、南部中学校校舎棟改築事業 1,794万 4,000円でございます。続きまして、その数量差、単価差についてまでは及びませんでした。それから、一般会計における消費税分につきまして、総務委員会担当部分について、資料の№2をごらんいただきます。歳入総務使用料23万 2,000円、消防使用料 7,000円、教育使用料 102万 4,000円、財産貸付収入12万円、借入土地建物賃貸料22万 5,000円、雑入21万 3,000円、この中に若干他委員会にかかわるものがありますけれども、これを総額いたしますと、約 180万円くらいでございます。次に、歳出になりますと、議会費36万 6,000円、総務費 4,184万 6,000円、消防費 188万 7,000円、教育費 3,464万 7,000円、これを合計いたしますと、 7,800万円でございます。それから、補助金カット分は総務委員会にはございません。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 先ほどの私の答弁の中で、ちょっと補足説明をさせていただきたいと思うんですけれども、補助率カットのための影響額は1億 2,082万円と申し上げましたけれども、これは最終数字でありまして、実際はカットされているのが1億 4,223万 9,000円でございますが、これに県の負担分として 2,141万 1,000円になりますので、それを差し引いた額が先ほど申し上げました1億 2,082万 8,000円、こういう数字になるわけです。 ○議長(片倉久三君) 経済委員長。 ◆経済委員長(山崎芳朗君) 23番 山崎です。 経済委員会の関係の消費税によるところの歳入歳出でございますが、公園使用料として、鳥居平やまびこ公園、鶴峯会館、塩嶺閣、高架下公園、財産使用料で 104万 2,000円、駐車場で5万 8,000円、観光物産で 7,000円、合計 110万 7,000円でございます。これが収入の方です。歳出の方におきましては、先ほど申しましたが、労働費で19万 3,000円、農林水産業費、農業費が 127万 4,000円、林業費が47万 1,000円、商工費で 393万 6,000円、以上でございます。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長(片倉万吉君) 先ほどの超過負担額の中村C団地でありますけれども、総務委員会提出の資料、超過負担額が 2,364万円は私の委員長報告のとおりに 2,392万 5,000円に御訂正をお願いしたいと思います。したがって、前段の実行額については、 8,978万4,000 円と補助基本額が 6,585万 9,000円、補助額が 4,390万 6,000円、そして超過負担額が 2,392万 5,000円というふうに御訂正を願いたいと思います。         (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 山田拓男君、議事進行について。 ◆18番(山田拓男君) ただでさえ数字の弱い私が、今そう言われても、総務委員長報告資料№7をしっかり見ているときに、どっちがどうだかわからないので、財政課長おりますか。どっちがいいのかちょっとはっきりしてもらって、総務委員長並びに建設委員長で精査して、もう一回出直していただきたいと思うんです。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長(片倉万吉君) 精査しますので、ちょっと暫時休憩をお願いします。 ○議長(片倉久三君) この際、精査の都合上、暫時休憩いたします。         午後8時38分 休憩         -----------------         午後9時08分 再開 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 総務部長。 ◎総務部長(小野文義君) 総務委員長さんの報告資料の№7の超過負担額調べでございますが、そのうち中村C団地建設事業で、実行額の段階で私ども財政の立場で総額を把握した数値に若干不備がございまして、事務費の一部が落ちておりましたために、お手元にお差しかえの資料を差し上げてございます。正しくは28万 5,000円違っておりまして、総額では3億 7,356万 5,000円の超過負担額になるというものでございます。そのように御訂正をよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 南部中学校の校舎棟の改築事業に関しましての超過負担額は単価差でございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 数値的なものを今いただきましたけれども、建設委員長報告のただいまの答弁の中で、対象差、単価差とかありますけれども、これを金額にすればどういうことになりますか。南部中学の場合は、全部単価差だということになりますので、もし、それがお答えいただければ幸いかと思います。そこで、基本的な問題で、これは総務委員長になろうかと思いますけれども、消費税の被害というものが、先ほど報告されました。地方財政の補てんというものは、政府の試算でもかなりのものがあるんではないかという点で、総務委員会で、今回の付託にはどうなのか知らないんだけれども、総務委員会は、早くからそういう点での学習会を開いているようですので、もし、あわせて委員会での、このページとのかかわりで、ありましたらひとつお願いをしたい。特に、この地方自治体の自主財源の比率が低下しているというようなこともお聞きしたんだけれども、こういう点で審議が及んでいたらお願いしたい。 それから、補助金カットの問題で、昭和62年度までの場合は補てんができた、こういうふうに、市の当局でもそれらの報告をする向きが、この予算審議を通してあったわけなんですけれども、基本的には補助金カットという問題は総務委員会になかったんだけれども、それぞれの委員会でこの問題の扱いをどう審議の中でやられたかということと、いただきましたそれぞれの新年度の補助金カット問題とのかかわりで、交付税でそれが補てんされたということになりますと、それは一体事実なのかどうかということを知っておかないと、新年度のこの補助金カットと前のものをどういうふうに判断したらいいかということが、非常に混迷いたします。 また後ほど質問をしたいと思いますけれども、ふるさと創生論との1億円とのかかわりも非常に大きいと思いますので、その辺を明快なる御答弁がいただけたらなと思うわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長(片倉万吉君) 私の報告の中の超過負担の部分についてですが、面積増と単価増のアップに基づく超過負担額ということですけれども、その内容については、どういう振り分けになるかはただしておりませんのでお答えできません。 それから、カット分の補てんということですけれども、一応交付税の中に算入されるんだということだけはお聞きしましたけれども、その分カット分が全額なのか、どうなのかという点では数字的には明らかにできないということで、その程度の審議でありました。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 どんな形で補てんされているかという御質問でございますけれども、これは地方交付税と消費譲与税で補てんが考えられております。それで、地方交付税の中身を申し上げますと、国税3税、いわゆる所得税、法人税、酒税、これらの32%、それから消費税、これは消費譲与税を除いた消費税の5分の4に掛ける24%、これが既存の税の廃止のものに対しての対策として考えられ、それから、たばこ税の25%が、補助金カット対策に充てられるということでありました。なお、消費譲与税に関しましては、消費税の5分の1のうち、11分の5が市町村に交付になりまして、本則では配分は人口割2分の1、従業員割2分の1ということでございますが、経過措置として、平成元年には本則が4分の1、経過分が4分の3ということでございます。そして、これは旧税の電気ガス税、木引税の減収の割に対して交付されるということでございます。それで地方交付税の方におきましては、23億 2,200万円が計上されますけれども、2億 7,000万円を留保財源としておく。それで、20億 5,200万円が当初予算に計上されているわけでございます。それから、消費譲与税に関しては、この計算のものが平成元年には2億 2,000万円が計上されているわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 地方交付税の正しいただし書きの説明までいただきまして大変よくわかりましたけれども、2億 2,000万円というものを補てんしたんだけれども、それではその比率でいって、減収はどれだけでしょうか、今の御説明からいけば。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 総務委員長報告に申し上げましたとおり、今回の税制改革に伴う地方自治体の減収分については、国でその7割を補てんし、3割は地方の負担となるとの説明がありましたので、市税の面においての減収は岡谷市の場合は、3億 1,200万円の減収になるという説明を受けました。消費譲与税の補てんは2億 2,000万円でございます。 ○議長(片倉久三君) 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 私の質問の中で、そこで地方財政の補てんというものが、政府の言われているその試算で、岡谷市では幾らの新年度影響があるかをお聞きしているわけです。3億 1,200万円の減収、2億 2,000万円の補てん、その70%と今言われましたけれども、そうすると幾らでしょうか、総務委員会の御審議では。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 3億 1,000万円の7割ということになりますと、2億 1,700万円、約1億円の不足ということになります。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔。 保育料の問題についてお尋ねしたいんですけれども、社会委員長さんにお願いいたします。先ほどちょっと聞きかけたんですが、最初の資料で保育料の改定の資料をいただいてありますが、毎年保育料の改定が行われて、子供を持つ親御さんたちがもう悲鳴を上げているという状況になっているわけですが、岡谷市の場合、この保育料の改定について、保護者の理解を得るという面で、あるいは保護者の意見を聞くという面で欠けていやしないかというふうに思うわけですが、この保育料改定に当たって、どのように保護者の皆さんの意見を聴取し、合意を得たのか、その辺、社会委員会での論議の様子をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) この問題につきましては、特には社会委員会では論議というとこまではいかないんですけれども、委員会の途中で、児童課の方から来年度入園する児童の説明会を市内で、各園を主体に3回開催をし、それで保育料、その他について説明をし了解を得た、こういう報告がされておりますので、そのとおりだと思います。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林です。 私も社会委員協議会で保育料の改定が報告をされ、論議されたことも承知をしておりますし、今回、それらに基づいて予算提案がされていることも十分承知しておりますが、委員協議会というのは、あくまでも非公式のことでありまして、正式に社会委員会として提案され、予算としても審議されるというこの機会に、ちょっと十分な論議が足りなかったではないかという気がするわけですが、例えば、来年度の入園児、新年度の入園児の説明会のときに、お話をしたということですけれども、これでは嫌とも言えませんし、実際に初めて入る人もいますので事情がわからないということもあるわけでして、やはり、そういう点での市民との対話とよく言われますけれども、真の意味の市民との対話に欠けているんではないか、こんなふうに思っているわけです。茅野市あたりは、保育問題の運営審議会みたいなものを設けたりして、市民的な合意を得る努力がされているようですが、そのような審議、論議はされませんでしたでしょうか。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 今回の平成元年度における予算審議の席上では、特に、そういう問題はなかったわけですけれども、今御指摘の保育料の、一応社会委員協議会で、平成元年度の保育料の大綱というか、そういったことについて、話があったわけですけれども、その席上ではそういった問題を強く要望したということですけれども、今回のことには、この予算審議については、特に触れてございません。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 関連をしてお聞きいたしますけれども、私も少し保育料の件で調べたことがあるんですけれども、社会委員会でこの値上げに当たって、他の市町村との比較などをした資料などがあるかどうか。もしあれば、大体どの位置を占めているのか、ちょっとお聞きしたいと思いまして。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 先ほども林稔議員の御質問にお答えしたわけですけれども、今回の委員会には特にそういった資料はいただきません。しかし、前の社会委員協議会では資料をいただきまして、岡谷市の場合17市中たしか中位くらいであるというように認識しております。 以上です。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑を終結いたします。 引き続いて討論に入ります。御意見の発表を願います。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林です。 ちょっと、議長さんにお取り計らいいただきたいんですが、先ほど、経済委員長さんに市内の産業と消費税のかかわりについて質問をしましたところ、委員会としては審議をしなかったということでお答えをいただけなかったわけですが、非常に重要なことしのポイントでありますので、全く経済部でもって、そうした点について考えていないのか、考えているのか。それを聞かないで討論というわけにいかない部分もありますので、ぜひその点について経済部として、消費税導入に伴う産業振興という関係でどう対処するのか、その点について、できましたら理事者の側からお答えをいただきたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 質疑はもう打ち切ったわけですけれども、先ほど経済委員長の方からの答弁漏れがあるということですか。 ◆17番(林稔君) 全然、そのことについて触れなかったというもので、市の方が、そういう対策があるのかないのかということを聞いておかないと。 ○議長(片倉久三君) 討論の中でやっていただきたいと思います。討論に入ってしまっていますから。 ◆17番(林稔君) 討論するにも、全然そういう対策がないと言えば指摘をして、しろと言わなければいけないし、十分されていると言えば、そのとおりでいいし。 ○議長(片倉久三君) では、それを含めて討論に入っていますから。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田拓男です。 議案第37号の平成元年度岡谷市一般会計予算につきまして、私は共産党市議団を代表して、本予算に反対の討論に立たせていただきます。 政府・自民党では国の補助金カットや地方自治体に制約を加えている今日、住民の要望は多岐にわたっておりますし、こういう情勢下で、この1年間市民福祉の増進に努められてこられた全職員の皆さんに、最初に心から感謝を申し上げるものであります。 さて、3月1日からきょうまで尽くした審議を通して、本予算の中で、新年度、文化会館が完成した、オープンを11月に迎えるとか、和楽荘を1年早く着工するとか、きめ細かい住民要望も予算化されていることも事実であります。しかし私は、反対の第1は消費税の問題であります。天下の悪税である消費税の導入を中心とした政府の税制改革6法案の強行成立について、地方自治体予算、とりわけ新年度岡谷市の税財政にも大きく影響し、使用料、手数料で 860万円を住民に転嫁させようとしていることであります。また、いただきました資料には、この歳出の面でも1億 2,726万 5,000円というふうな影響額が予定をされております。この消費税の被害がそういうふうな形で出まして、後に予定されております他の会計でも2億円以上のものが出るというふうな現状であります。 第2は、地方財政の補てんというふうな点で、この消費税が政府の試算でも70%以上の弊害をもたらすということがありまして、先ほどの総務委員長報告でも、いみじくも、新年度では1億円の影響があるということが報告されております。また、論議を通して、地方自治体の自主財源比率の低下という点では、昨年が70.4%、新年度が67.3%で 3.1%のマイナスを示しているという問題であります。加えて、補助金カットの問題であります。新年度予算の中で、特に福祉というふうな点で、1億 4,223万 9,000円というふうな大きな補助金のカットが予定されております。また、 1,558万 3,000円というふうな形で、樋沢1号線や竜上橋に関する補助金が現実にあります。地方財政法第18条によって算定の基礎が明記されているのに、国がルールどおりやってこないというこのカット問題であります。私は、昭和59年以来、ルールどおりやらない国のやり方、全国市長会等はそれなりきに運動しているというけれども、自民党の悪政というものが、憲法、自治法、地財法、法のルールを犯してまで地方自治体に影響を与えている。もし、あわせて1億 5,782万 2,000円というふうなものが、そのまま財源になったら、岡谷市民の多岐にわたる要望はもっと実現できる。こういう点で、甚だ国の悪政の補助金カットは残念でたまらないというのが第2の指摘であります。 第3は超過負担の問題であります。割合に大きな仕事をしているころに、8億円、9億円という時代がありましたけれども、3億 7,356万 5,000円というものがそれぞれの委員長さんの報告で明らかになりました。私はこの際、消費税問題や、国と地方のかかわりの中で、行革以後、超過負担問題の叫びが足りなくなりました。例えば、ことしの市長の予算の大綱の提案の中でも、超過負担の問題も、補助金カットの問題も、一言半句も触れていないというこの市長の姿勢であります。4期何年かのベテラン市長が、初心に返るというけれども初心とは何か。本当に今、国がこのルールを守らないことについて、政党政派ではなくて、住民の自治を進めようとするならば、どこに財源を求めるかといえば、今指摘した3点の点に求めない以外に、岡谷市民の財源を求めることができるでしょうか。私はこの点を最初に明確に指摘しながら、中曽根総理に続く竹下総理が、今13%という国民の支持率です。そして、リクルート問題、消費税問題で、先日の日曜日の千葉県の県知事選挙に見られますように、自民党が人気が悪くなったときにどうするかというふるさと創生論は、地方交付税や補助金カット問題をさておいても、全国自治体に1億円ずつばらまく。この来たお金をどう有効に使うかということを、私たちも一緒に論議をすることを約束してあります。。しかし、こういう国の竹下自民党内閣のやり方を一言半句も批判もしない。くれる銭はもらっておけばいいではないかというおこんじの思想です。私はその点を、消費税、補助金カット、それから超過負担などなどの問題をすりかえて、ふるさと創生論にまつわるような論議の仕方はまずいと思いますので、この点は明確にしておきたいと思うのであります。 さて、こういうふうな中で、予算の審議の中でもありましたように、一体、これまで提案されている新年度予算が、今困難を来している岡谷市の4月1日以後、消費税の導入によって、市民の営業、暮らし、健康、市政の発展という点で、胸を張れるかどうかという問題であります。こういう点で、保育料の値上げというものは、先ほどの1億 5,000万円何がしのあれがあれば、値上げしなくても済むでしょう。また、市内の各団体からいろいろな補助金が要求をされているけれども、それはかなりの制約をしております。しかし、筋の通らない同和関係の予算に、10万円もいとも簡単に盛らなければならないという、ここらの甘さ、ここらの市政のあり方は、ぜひ改めていただきたいと思うのであります。また、諏訪テクノレイクサイド推進協議会の 131万円とか、長野県テクノハイランド開発構想への出捐金の 1,000万円を超えるこの予算の出し方というのは、非常に問題は多いだろうというふうに指摘しておきたいと思います。こういう中で、一体消費税をやめさせても、岡谷市民の暮らしを守ったり、営業を守ったりする道を選ぶのか。あるいは、この消費税は国のことだから仕方がないと言って、ずるずるべったりで多くの商店街や中小零細企業の、この切なる声をそのままにするのかという点で、林稔議員が指摘した経済部や経済委員会の市民への影響というふうな点で、どうするかというふうな点でも、若干の欠如があるんではないかというふうに思うわけであります。 そして今、消費税が、日本の将来の老後対策や老齢対策の予算にやるということを宣伝されましたけれども、国会の論議の中で、それは真っ赤なうそだということがはっきりしております。アメリカの膨大な貿易赤字、アメリカ国内からの大きな矛盾によって反対を受けております。日米安保条約のこの協定によって、日本にこれを防衛分担をさせるための財源負担が消費税であるということが、国会論議で明確であります。安倍幹事長いわく、財政安保が消費税であるということを明言しております。こういうふうな点で、今市内どこへ行っても、このことに対する怒りが出ております。 こんな点で、すべての予算をどの立場からしたらいいかと言えば、岡谷市が決議した平和都市宣言、これは広島と長崎に落とされた原爆を2度と再び世界どこにも繰り返さない。そのために、大きな広島長崎アピールがずっと広まっております。市長さんも、議長さんも、助役さんも、みんな賛同しております。その方向で平和のために塔をつくれという意見もありました。何をどうしたらいいかというふうな点で、この点に岡谷市民の総意を込めるような予算の配慮が足りないということが、今日の情勢からいって、甚だ欠落しているんではないかと思うのであります。いずれにしても、岡谷市で生まれ、岡谷市で育った市長さんも私たちも、この岡谷市政をどう発展させるかという点で、市長さんなりきの大きな5大政策も出しております。ひとつ、もう1回地に足をつけ合って、お互いに切磋琢磨し合って、本当に、竹下内閣の10%そこそこの消費税などにだまされないような、そういう地域住民と地方自治を守るために、私は光栄ある反対を申し上げて、岡谷市政の発展をこい願うものであります。 以上、反対討論を申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 私も反対の立場で意見を申し上げたいと思うのであります。 1つは、この消費税の取り扱い方について、今も前段で山田議員の方から話がございましたけれども、地方自治体が、これほど住民の人たちが苦しんで、しかも問題だとしている消費税を、いとも簡単と言えば大変語弊があるかもしれませんけれども、すべての使用料、料金に値上げをしてきている。特に、岡谷市の場合につきましては、御存じのように、ほとんど中小企業を中心として、そしてまた、それぞれの会社に働いている勤労者であります。こういうものを見たときに、私たちもじかに触れるんでありますけれども、簡単に1万円くらいのこの消費税の値上げによって、例えば、標準世帯の場合については取られてしまう。今日の賃上げなどを見ても、皆さん方御存じのように、大変思ったような賃上げがされない。そういう中で、確かに日本の経済は華やかには見えますけれども、働いている勤労者を中心とした住民は、大変いろいろな面で苦しんでいるわけであります。そういう点では、今日の全体的な予算の流れを見ても、この消費税を本当に取らなければ、岡谷市の市政がやっていけないのかどうか。大変、私はそこに疑問の一つを持ちます。確かに法で決まった以上、それに従う一つの地方自治体としての責務はありますけれども、憲法でも地方自治体がうたわれているとおり、また地方自治法の中でも、この自治体における独自の行政、あるいは財政確立、そういうものも認められているわけでありまして、少なくともそういう配慮があっても、私はしかるべきではなかっただろうか、こういうふうに思うわけであります。 とりわけ、この消費税が財政に大きな影響を与えているとなれば、これは別でありますけれども、とりあえず、今日の状況から見ると、むしろ国から来る補助、そういうものが、かなりある面では削られて、地方財政が日増しに厳しくなっていく、そのことはとりもなおさず、そこに住む住民の皆さんに負担がかかっていくわけでありますから、そういう点について、地方自治体が、ただ単に上から決まったことだからやむを得ないんだ、こういうだけの政策でこれから進むとすれば、私は大きな問題があるような気がするのであります。とりわけ、地方自治体の大事なことは、むしろ地方にしても、そうした住民の人たちの声を上に的確に上げていく、そして、上の政治も少し直してもらうというものがこれからなければ、私はいけないではないだろうか。そういう点では、大変限られた予算の中でありますけれども、配慮はされておりますけれども、基本的に、そういう政策の面で、私は問題があるというふうに思いまして、今回の予算案については反対をさせていただきます。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 田中正人君。 ◆11番(田中正人君) 11番 田中正人です。 平成元年度予算は、21世紀に向けて大きく雄飛するための予算とまず心得て意見を申し上げます。 岡谷市の将来発展、そしてまた、躍進を願っての第2次基本構想、総合計画の2年目に向けて、激動の昭和が終わりました。平成元年度の一般会計予算は大変意義深いものがあると存じます。特に、大きく揺れ動くこの消費税問題、これは昭和25年以来の税制の大改革を方針とした税制改革6法案が、第 113回の臨時国会で成立を見ました。この改革は社会経済の変化を踏まえ、税金全般にわたり幅広く国民相互間の協力で社会を支えることができる税制を確立することを基本に成立を見たのであります。その間、現在までいろいろ論議され、当岡谷市においても同様ですが、国の立法機関で法が決まった以上、これを遵守することこそ、国民の責務と心得るものだと思います。 岡谷市の当予算編成も、これらを踏まえ組まれておることはもちろんでありますが、国の国庫補助、あるいは、また負担金の減額等、大変厳しい中にあって、豊かな自然と調和した国際都市文化産業都市建設に当たるために、英知を結集したものと私は確信します。その中で、第2次総合計画に基づいて、継続事業の推進はもちろんですが、5大プロジェクトの推進を初め、都市基盤整備事業の推進、また、特に新規事業を大きく取り入れて、地域活性化を図るための国際対策、ふるさとづくり、産業技術交流の事業等々を初めとして、目新しい活気に満ちた新規事業に意欲を燃やし、なお、これから迫りくる高齢化対策にも、年次を特に早めて和楽荘への取り組み、また願っていた当市に湧出したこの温泉、これらの福祉施策にもきめ細かい意を配して、昭和63年の重点施策の文化会館の建設費を除いて、前年度比で7億 8,700万円、 6.3%の増となるということで、特に、公債費比率削減を図って、財政基盤安定のために施策を講ずる等々、積極的な取り組みの姿勢は評価するものであります。時宜に適したものと存じますが、これは遂行に当たっては、先ほども各委員長の報告等も踏まえ、市民要望にこたえるためにも、地域活性化と市民福祉向上のために、運用を誤ることなく、文字どおり「イイヨサンヤクニタツ」ということで、 143億 8,900万円が効率よく市政に反映されることを願って、本案に賛成の意見を申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 宮崎福二君。 ◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。 公明党を代表して一言、平成元年度一般会計当初予算について、意見を申し上げます。 当市は第2次総合計画に基づく計画行政として、各プロジェクト事業や継続事業を中心に、国際文化産業都市、また国際中核都市を目指す各事業施策の推進が図られております。6つの重点施策を中心に、引き続き限られた財政運用の中で、個性ある都市環境の整備を初めとして、都市基盤の整備の道路整備、河川改良、公園改修等、その他国際化社会への施策、高齢化、福祉等含めた居住環境や快適環境の整備に意を配しておられます。また我々が常々申し上げておりますところの予算要望や、一般質問での市民要望、あるいは各区の陳情等にも緊急対応されております。本予算については、本当に市民生活向上への前向きな積極予算として高く評価するものであります。さらに、今後都市環境の増す中、ふるさとの活力あるまちづくりに、行政と市民参加への取り組みで、さらなる行財政運営に市長さんを初めとして一致団結して、最大の効果を上げますことを要望するものであります。 しかしながら、今回ここに消費税導入がされております。そうした意味で、特に公共料金に転嫁するということにつきまして、私どもは常々国の方針とはいえ、全国的に見て、いまだ国民的合意、あるいは市民の理解がまだ不十分な現時点においては、本予算については賛同しかねます。よって今年度に限り、この本予算については反対をいたしますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって討論を終結いたします。 これより議案第37号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第37号に対する各委員長の報告は可決であります。 本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号についてこれより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 社会委員長さんにお尋ねいたします。 我々、総務委員会には、地方税制改正に伴う専決をさせてほしいという報告がなされております。今、国会で国民健康保険税の最高限度40万円を42万円に引き上げるという内容を含む改正案が出されており、これを専決したいという内容であるようであります。その他若干いろいろありますが、このような内容を含め、ここに国保の安定を図るために、抜本的な制度改正が望まれるというふうにありますが、逆に、今改悪の方向にいろいろ検討されているようであります。学生からも税を取るというふうな問題やら、さらには高額療養費の限度額を引き上げる問題などなど、さらに、被保険者に対する一層の負担増や改悪が計画をされている。こういう内容について、どのように審議されたのか、特にこの予算そのものは、そういう改正、改悪などについてまだ入っていないわけでありますが、今、申し上げましたような専決をしたいという市の方向を含めて出されておりますので、お伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚邦明でございます。 今御質問のとおり、私ども社会委員会にも国保税の値上げに対する専決をしたいという報告がございます。しかし、これはただいま国会で提案されようとしているわけですけれども、これにつきましては、前提として、国会で法律が通らなければ改正できないということでございます。いずれにいたしましても、今国会論議がまだ始まっておらないというような段階で、えらい、その意見を申し上げるというわけにもいかないわけなんですけれども、委員会といたしましても、この問題につきましては、一応聞き置くということで審議を終わっておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 抜本的改革というか、そういう表現ですけれども、これにつきましては、いわゆる国保財政、非常に裕福な団体もありますけれども、非常に苦しい団体等があるわけでございます。そういった苦しい団体等を含めまして、とにかくやはり国保会計自体がやはり基盤安定のために、国なり県なりあるいは市なりが、積極的にこれに援助する。そして基盤安定をさせるというような抜本的な改正ということで、一応論議が交わされた、こういうことでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
    ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 今、専決をさせてもらいたいということに対して、聞き置くというのが結論だということですけれども、従来、最高限度額が万単位でずっと引き上げられてきて、40万円を超えるという状況になるわけですが、一口に40万円といいますけれども、国保会計の加入者の現状から言えば、これは非常に高額な到達点になるというふうに言わなければいけない部分があるわけです。そういう意味では、法律が変わったからどうだというふうな、制裁措置があるからどうだというふうなことだけで、理事者の専決にゆだねるには、限界を超えているというふうに私は思います。そういう意味で、先ほども聞き置くということは、もう一度改めて専決の可否について社会委員会は、専決を許可するなんてこと自身大変おかしな話ですけれども、今からその話が出ているなら、議会の招集ができるはずですけれども、理屈は別として、もう一度社会委員会で専決に対して諾否を決めるのかどうか、それだけお伺いしたい。 ○議長(片倉久三君) 社会委員長。 ◆社会委員長(手塚邦明君) その問題につきましては、一応、限度額の引き上げに対する影響額等を聞いたわけですけれども、最高額になるのが 741世帯で、総体的には 1,420万円くらいの増になるのではないかというような問題やら、あるいは逆進性の問題が、これにまた取り上げられてきて、むしろ4割軽減世帯等につきましては、保険税が安くなるというような要素も含まれておるとの説明でございます。しかし、これはまだ国会が通らないということでございますし、私どもは当然この問題について、一応、市長専決をお願いしたいというような提案でございましたけれども、具体的な案が決まれば、社会委員協議会に当然諮ることではないかというように受けとめておるわけでございますけれども、その辺に対して、一応社会委員会としては、この問題については、理事者側の説明では専決をお願いしたいということでございましたが、特にこの問題については反対というような議論もなく一応了解した、こういう内容でございますので、お願いしたいと思います。 ちょっと補足しますけれども、これは時期的に、今国会が始まって、まだ審議が未了になっておるわけですけれども、これについて、時期的にちょっと間に合わない面があるからということで、専決をお願いしたい、こういうことでございますので、改めて答弁させていただきます。 以上です。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林稔です。 先ほど申し上げましたように、最高限度の国保税引き上げを含め、大変問題がある内容が新年度に控えているわけであります。なおかつ、消費税導入の予算であるという点を含め、本予算には反対をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第38号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第38号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 議案第39号 平成元年度岡谷市地域開発事業特別会計予算は、残念ながら45万 4,000円の消費税がついておりますので、反対をさせていただきます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第39号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第39号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第40号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田。 議案第40号の平成元年度岡谷市公団分収造林事業特別会計予算には、これも14万 6,000円の消費税がついておりますので、反対を申し上げたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第40号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第40号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第41号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林。 議案第41号については、残念ながら3万円の消費税が算入をされているということで、反対をいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第41号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第41号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第42号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林。 これもお墓にまで税金をかけるということで、歳入における15万 6,000円、歳出における59万 6,000円の消費税を含んでいるということから、反対をいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第42号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第42号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 当該の議案に反対をいたします。 反対の理由の第1は、生活に最も密着する部分である事業にもかかわらず、消費税の導入が行われていることが1つであります。2つ目には、25%を超える値上げが、直接市民の生活を大きく圧迫することは間違いないところであります。第3点では、市当局にいろいろな努力はあるだろうと思うんですけれども、下水道接続率はまだ全きを見ていません。今回のこの措置が、この接続のおくれを一層助長する結果になることは明らかであります。そのことは、環境衛生その他から見て決して望ましい状況でないことは申し上げるまでもありません。 以上、3つの主要な理由を申し上げて反対をいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第43号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第43号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林。 これも2万 9,000円の消費税を含むということで反対をいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第44号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第44号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 議案第45号は土地区画整理事業の促進を望むものでありますが、301 万 5,000円の消費税が算入されていることについて、反対を申し上げたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第45号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第45号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林。 長い間の岡谷市民にとっての温泉の夢がようやく実現するわけで大いに期待をしたいわけでありますが、残念ながら歳入において38万円の消費税が転嫁をされ、歳出に当たっては 908万 2,000円の消費税がかかるという点で、残念ながら反対をしたいというふうに思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第46号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第46号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 山田拓男君。 ◆18番(山田拓男君) 18番 山田。 議案第47号につきましては、歳入で9万 4,000円、歳出で8万 5,000円の消費税が算入されておりますので、反対をしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第47号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第47号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林。 岡谷病院には、私どもかねがね大変お世話になっておりまして、反対することについては大変心苦しく思うわけでありますが、消費税がこんなところにまで転嫁をされるということで、そちらの方へ怒りを込めて残念ながら反対をしたい、このように思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第48号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第48号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林。 岡谷病院事業会計予算で申し上げたとおり、残念ながら消費税が算入されているということで、反対をせざるを得ないということを表明いたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第49号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第49号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 17番 林。 1点ちょっと建設委員長さんにお尋ねしたいんですが、消費税が歳入の方が多くて歳出が少ないということは、何か消費税をもらい過ぎるんではないかという気がするんですが、この辺のからくりについて御説明をいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 建設委員長。 ◆建設委員長(片倉万吉君) 歳入については 1,974万 3,000円で歳出が 1,515万 8,000円で、差額が 458万 5,000円でありますけれども、この分でいきますと、歳入が取り過ぎるということのようですけれども、審議の中では、そのような論議に及んでいませんが、試算の結果、このようになるということでありまして、3%増の計算がこのような結果になったということで論議をとどめておきましたので、それ以上論議が進んでおりません。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 議案第50号について反対をいたします。 反対の理由については、先議された条例のところで申し上げましたので省略をいたします。 以上です。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第50号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第50号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩いたします。         午後10時15分 休憩         -----------------         (経済委員会)         -----------------         午後10時36分 再開 △日程第39 議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第39 議案第51号を議題といたします。 本案は総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 総務委員長。         〔総務委員長 今井密子君 登壇〕 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 議案第51号 岡谷市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例、付託前に質疑がありました議員の改定率につきましてただしたところ、職員につきましては平均2.37%の改定率でありますが、これに定期昇給分2.35%があり、4.72%になりますが、特別職の報酬等につきましては特に基準等がなく、県下各市の状況、全国の類似都市との比較等の資料、理事者、議員との直間比率等について特別職報酬審議会にて慎重に審議されたものでありますので、答申を尊重し、議案として提出してありますので、御了承をいただきたいとのことでありました。 以上、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 意見は後ほど申し上げさせていただきたいと思いますが、質問を1つだけ。 岡谷市の一般質問あるいは本会議の審議等、相当密度がよそに比べて高いことは、研修その他で承知をしておりますけれども、岡谷市の各委員会別に、公務として、昭和63年度で結構ですけれども、月平均どのくらいの公務についているかお答えをいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 総務委員会におきましては、公務として月平均どのくらい携わっているか、審議に及んでおりません。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 今の点について申し上げますと、私はやっぱり、我々は、特にみずからいただく報酬を含めて審議をするわけでありますから、先ほど委員長さんからお話がありました点は、前回の質疑の中でも明らかにされていたところで、例えば委員会の中では、一般職の皆さんの定期昇給と年々の給与改定とは区別すべきだと、あわせてほぼ議会と同一になるというふうな物の言い方というのは正しくないというふうに申し上げたわけで、その辺の可否についても御審議をいただきたかったわけでありますし、30万円なら30万円の月の報酬をいただいて、一体市会議員というものは月どのくらい公務につくものだろう。もちろん、私ども含めて御列席の皆さんを含めて、公務だけではなくて市民要望にこたえるために、時間をつぶされることのあることは承知でありますけれども、これは人によっていろいろ差があると思いますから、一体公務としては市会議員はどのくらい拘束されるものなのかということは、給与に対する一つの判断材料だと思うわけでありますけれども、その判断材料も爼上にのせないという点では、私はもっと自分たち自身の報酬くらいには厳しい態度で、可としようと、あるいは否定をする立場であろうとも、厳しく当たらなければいけないというふうに思います。 例えば、先ほどの審議で、決められた通常勤務の日数を遅滞なく出勤をして、さらに月100 時間に及ぶ残業をしても、私どものいただく報酬より低い職員がいる可能性だってあるわけです。という点では、私は、議員報酬は市会議員としての最低の活動を保障するという意味では一定の額に到達しなければいけないと思いますけれども、絶えず厳しい自己点検が必要だというふうに思います。そういう点で、私は数字はわかりませんけれども、公務につく月平均という数字は、恐らく10日を割るだろうというふうに考えています。公務として10日を割るような勤務状況では、そろそろ議員の報酬については限界に来ているんではないだろうか。その他の分については、お話のありましたように、審議会の皆さんが審議をされたようでありますし、大変御熱心にそれぞれの職務を遂行している部分についてでありますから、とやかくは申し上げませんけれども、議員報酬に対して賛成しがたい状況もありますし、審議の状況も十分でないという状況でありますので、議案に反対をいたします。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) やはり議員報酬ですが、私は年々スライドしていくというかどうか知りません。そのことには別段異議を申すものではありませんけれども、ただ、報酬審議会に諮問をする際に、白紙諮問をするということの是非について、例えば、今回の場合は、今委員長報告にありましたように、一定の基準がないものですから、それぞれのものを参考にしつつという話ですが、それもそのとおりだと思います。そこで、例えば人口と歳費額というようなものが、やっぱり一定の基準になると思うんですが、長野県内を見てみても、例えば飯田市よりも数万円も高いという今度の報酬内容になるわけです。人口9万人以上の市と、6万人そこそこの市の議員歳費が、これで均衡がとれているのかどうか知りませんが、その辺について一体総務委員会はどういう判断をされているのか。また、無原則的に報酬審議会の答申それだけのものを、議案として提案している理事者の姿勢については、どういう論議があったのか。その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 飯田市との比較ということには、特に及びませんでした。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。白紙諮問をしたということについて、どういうように審議をしたかということについて答えてください。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 白紙諮問ということの説明のところに、議会における議会の要望というものは伝えている、そういうことが説明がありました。 ○議長(片倉久三君) ちょっと、違ってはいないですか。白紙諮問を審議会にしたのはどういう論議をしたかという意味です。議会との関係はなかったと思います。 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 少しもたつきました御説明を申し上げまして、いけませんでしたけれども、白紙諮問ということについて、そのことについては、市側の説明を了承したということでございます。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) どういう審議をしたか、もう一度ちょっと報告してください。意味がちっともわからない。審議の内容についてくわしい報告を願います。というのは、私が聞いているのは、今委員長報告は、例えば全国類似都市だとか、県下の他市の比較を対象にしてというから、しからば飯田市との比較で、こんなに違いが出ているのに、人口から見ても。どういう論議でもってそういうことが了承されているのかということを聞いているわけでしょ。飯田市との比較対象については審議に及んでいませんではない、審議したんでしょ、他市との比較において。それから、岡谷市は報酬審議会に対して白紙諮問をするわけですよ、参考資料は出すけれども。そのときに何か議会の意思が、議会の要望がその報酬審議会に何が伝わっているわけですか。しかも、逆に言えば、今委員長報告と相矛盾するような、人口9万人以上の市が、岡谷市より数万円も低い議員報酬だという今日的状況の中で、県下旧6市でいっても、長野市、松本市、上田市、岡谷市ではないですか。そういうことについて、どういう審議をされましたかと聞いているわけです。そのまま報酬審議会の答申を、無原則的に理事者のところでもって何らの検討もせず、議案として出しているという点について、どういう審議をされましたか、こう聞いているわけです。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 委員長報告に申し上げてありますとおり、報酬審議会において慎重に審議されたものであるということで、答申を尊重して議案として提出したということでありますので、了承をしていただきたいということで、委員会としては了承をしたわけでございます。 ○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君。 ◆28番(羽吹義雄君) そうすると、委員会は何ら審議しなかったということですね。要するに、理事者の説明オーケー、はい、それで終わったということですか。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 まず、委員会の中におきましては、報酬審議会の答申を尊重すべきであるということの意見もありましたし、また、一般職のアップ率を定昇と込みにするところに問題があるという意見がありました。そして、臨時職員がどうか。そして、そういう臨時職員についての給与改定が行われているかどうかという質問もいたしましたところ、臨時職員はやはり一般職の給与改定に準じて改定をしているという答弁がありました。この委員会の中ではこのような審議をいたしました。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。 審議会でいろいろ配慮されて上げていただくことは結構なんですけれども、ただやっぱり適正というものがあるわけで、やっぱり諮問を受ければ幾らかでも上げなければいかぬというような気持ちになるということは、私は当然だというふうに思います。ただ問題は、各市町村の活動内容あるいは日常の、これはいろいろ聞きますと、手当が出ているようなところもあるわけで、そういう点で、具体的に今お聞きをすると、諮問されたものをただ委員会で受け継いで、それを尊重した、こういうふうにすぎないような感じで、ニュアンスとしては受け取ったんですけれども、もう少し一体委員会として、どういうことを審議をされたのか、審議をされた内容をちょっと御報告いただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 ただいま申し上げて御説明を羽吹議員にいたしました。その内容で審議をいたしました。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) 先ほど各市町村、他の類似市との比較なり、あるいは県下の17市との比較をしたと、そういうことで答弁されておりますけれども、例えば、17市の平均を見ますとかなり低いわけです。こういうものから推測をしたのか、それとも旧6市の平均でいったのか、一体どちらで見たのか。委員会としては大体いいではないだろうということで決まったのは、どこを判断して決めたのか、ちょっとその辺を審議をされておったらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 委員会といたしましては、報酬審議会において、県下各市の状況、全国の類似都市との比較、それから理事者、議員との直間比率等について、慎重に審議をされた答申であるということのもとに議案が提出されてあるということでありましたので、そういう理解でございました。 ○議長(片倉久三君) 三井正二君。 ◆9番(三井正二君) そうすると、委員会の中では、その答申された内容が慎重審議をされたからいいだろう、言いかえるならば、そういうことだけで審議が実際的にはやはりされていなかった、こういうふうに今のお話を聞いておると、御報告を聞いているととれるんですけれども、本当にそれだけで終わったのかどうかということをもう1回お聞きしたい。それから、同時に慎重審議をされたという経過について、総務委員会としては、この内容的なものについて聞いたのか、恐らく聞いたのではないだろうかと思うんだけれども、その慎重審議されたという内容について、少し触れていただきたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 総務委員会におきまして、この議案第51号資料を一応拝見いたしまして、議案として提出してあるその答申の内容を理解しながら、この資料等を見て審議いたしましたけれども、審議の内容は先ほどからお答えをしているとおりでございます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第51号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第51号に対する委員長の報告は可決であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第40 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号) ○議長(片倉久三君) 次に、日程第40 議案第52号を議題といたします。 本案は総務、社会、経済、建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 総務、社会、経済、建設の順にお願いいたします。 まず、総務委員長。         〔総務委員長 今井密子君 登壇〕 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子です。 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号)中、総務委員会に付託された部分につきましては、報酬等改定による経費及び積立金の補正であります。審査の結果、総務委員会に付託された部分については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に、社会委員長。         〔社会委員長 手塚邦明君 登壇〕 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚邦明です。 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号)中、社会委員会に付託されました3歳出4款衛生費及び第1表歳入歳出予算補正中、担当部分について、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に、経済委員長。         〔経済委員長 山崎芳朗君 登壇〕 ◆経済委員長(山崎芳朗君) 23番 山崎芳朗です。 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号)中、経済委員会に審査付託となりました部分について、審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定しましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に、建設委員長。         〔建設委員長 片倉万吉君 登壇〕 ◆建設委員長(片倉万吉君) 26番 片倉万吉です。 議案第52号 昭和63年度岡谷市一般会計補正予算(第10号)中、建設委員会に付託されました歳入第17款市債、歳出第8款土木費及び第1表歳入歳出予算補正中、並びに第2表地方債補正については、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 議案第51号のところで申し上げた理由と同時に、1点だけ質問をしたいと思うんですが、こういう特別職の報酬改定があった場合に、議決をされた以降の改定にとどめるところと、この案件のように遡及して支払いを行うところとあるようですが、そのあらわれ方は、例えば県内なら県内でも結構ですが、傾向としてどういう傾向にあるか、これは総務委員会になろうかと思いますが、お伺いいたします。 ○議長(片倉久三君) 総務委員長。 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 遡及措置につきましては、他市の状況までは及びませんでした。
    ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 遡及する問題も含めて、条例のところで申し上げた意見とあわせて反対をいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第52号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第52号に対する各委員長の報告は可決であります。 本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第41 議案第53号 昭和63年度健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(片倉久三君) 日程第41 議案第53号を議題といたします。 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。         〔社会委員長 手塚邦明君 登壇〕 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚芳明です。 議案第53号 昭和63年度健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)について、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第53号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第42 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第42 議案第54号を議題といたします。 本案は総務、社会、経済、建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。 総務、社会、経済、建設の順にお願いいたします。 まず、総務委員長。         〔総務委員長 今井密子君 登壇〕 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 この議案第54号につきましては、行政実例により、本会議より付託されている平成元年度予算が議決された場合を前提として審議いたしまして、採決が行われましたので、御報告を申し上げます。 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)中、総務委員会に付託された部分について、報酬改定等による経費の補正であります。 以上、審査の結果、総務委員会に付託された部分については、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、御報告を申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に、社会委員長。         〔社会委員長 手塚邦明君 登壇〕 ◆社会委員長(手塚邦明君) 12番 手塚邦明です。 この予算につきましても、総務委員会同様、平成元年度の予算が成立した後にということを前提にいたしまして審議いたしましたので、よろしくお願いいたします。 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)中、社会委員会に付託されました3歳出2款総務費1項総務管理費12目公害調査費、3款民生費、4款衛生費及び第1表歳入歳出予算補正中、担当部分について、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に、経済委員長。         〔経済委員長 山崎芳朗君 登壇〕 ◆経済委員長(山崎芳朗君) 23番 山崎芳朗です。 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)中、経済委員会に審査付託となりました部分について、審査の結果、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しましたので、御報告を申し上げます。 ○議長(片倉久三君) 次に、建設委員長。         〔建設委員長 片倉万吉君 登壇〕 ◆建設委員長(片倉万吉君) 26番 片倉万吉です。 議案第54号 平成元年度岡谷市一般会計補正予算(第1号)中、建設委員会に付託されました歳出第8款土木費及び第1表歳入歳出予算補正中については、原案どおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。 林稔君。 ◆17番(林稔君) 先ほど、議案第51号で反対いたしました理由をもちまして、反対をいたします。 以上です。 ○議長(片倉久三君) 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 聞くつもりありませんでしたけれども、聞いた方がいいという気持ちになりましたので、お伺いします。 行政実例によって、当初予算が本会議で議決されない前に議決してもよろしいんだということと、それから、社会委員会の報告は多少ニュアンスが違って、議決された場合という条件つきの委員会の議決のようですが、これは事務局に質問するわけですけれども、経済委員会では、本会議で当初予算が議決された後、議決をしようということで、先ほど休憩をいただいて審議決定をいたしました。もし、行政実例等でそういうことがあるならば、なぜ全委員会に行政実例で事前に議決をしても構わない、条件つき議決にならないんだというふうな委員会運営を事務局からやらないのか、その点お伺いしたいと思います。条件つき議決なんてあり得ない。 ○議長(片倉久三君) 事務局長。 ◎事務局長(青島一郎君) お答えいたします。 本来この問題につきましては、私ども事務ベースでは、新年度予算が成立した後に提案をお願いしておったんですが、たまたま議会運営委員会で答申等が早く出ておりますから早く提案してほしい、こういうことでございます。したがって、議会審議を効率的に、しかも違法でない範囲でやることはいいんではないか、こういう建前から、今回の日程をもって提案を申し上げたわけでございます。それで、委員会審査でございますが、委員会審査といいますのは、本会議に対しまして予備審査でございますし、また審査独立の原則があるものですから、その委員会内でもって新年度予算が成立した場合には、この補正もいいんではないかという意思決定をしておいていただくのは、別に差し支えないんではないか、こういう考え方を持っておったわけでございます。これのケースとはちょっと違いますけれども、たまたま委員会審査に入った段階で、議案の訂正といいますか、間違いがあったような場合には、本来なら本会議に差し戻しまして、その訂正をした上で、再度委員会付託をして審査すべきでございますが、今までの先例としましては、そういう訂正を委員会で踏まえて結論は出しておいて、そして、本会議に行ってからその訂正をして、そこで委員長報告をして採決、そうした例もございますので、御理解をいただきたいと思います。なお、各委員会に対します各担当者への打ち合わせ等にちょっと不足がありましたことにつきましては、申しわけないと思っておりますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(片倉久三君) ほかに御発言はございませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第54号を採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 お諮りいたします。議案第54号に対する各委員長の報告は可決であります。 本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立多数〕 ○議長(片倉久三君) 起立多数であります。 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程43 議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) △日程44 議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第43 議案第55号及び日程第44 議案第56号の2件を一括議題といたします。 この2件は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 社会委員長。         〔社会委員長 手塚邦明君 登壇〕 ◆社会委員長(手塚邦明君) 議案第55号及び議案第56号につきましては、議案第54号と同様、平成元年度関係予算が成立した場合を前提に審議いたしました。その結果について申し上げます。 議案第55号 平成元年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第56号 平成元年度岡谷市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)について審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第55号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第55号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号について、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第56号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第45 議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号) ○議長(片倉久三君) 日程第45 議案第57号を議題といたします。 本案は総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。 総務委員長。         〔総務委員長 今井密子君 登壇〕 ◆総務委員長(今井密子君) 3番 今井密子でございます。 先ほどの行政実例と同じ理由でございまして、議案第57号 平成元年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)については、別段異議なく原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 ○議長(片倉久三君) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。 何か御発言はありませんか。--これをもって質疑、討論を終結いたします。 これより議案第57号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程第46 議案第58号 消費税廃止を求める意見書 ○議長(片倉久三君) 日程第46 議案第58号 消費税廃止を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 山田拓男君。         〔18番 山田拓男君 登壇〕 ◆18番(山田拓男君) 議案第58号 消費税の廃止を求める意見書の提案理由を申し上げたいと思います。 御承知のとおり、4月から政府が実施をしようとしている消費税導入は、米を初め、すべての食料品、上下水道、医療、家賃、住宅、学用品、本、交通費、ガソリン等、商品とサービスに軒並み3%を値上げしようというものであります。ただし、物品税などが廃止される高級自動車、宝石、毛皮、高級家具などは下がるものでありまして、これを政府、マスコミが大宣伝しているのであります。多くの庶民が買うことのできないこうしたものは下がるということは、非常に矛盾をしているわけであります。特に問題は、老人、母子家庭など、家計に余裕のない世帯などに負担が重くかかり、大金持ちほど軽くなります。お年寄り世帯や、母子家庭、生活保護世帯など、これまで所得税を払う必要がなかった人にも、情け容赦なく襲いかかってまいります。高齢化社会のためとか、福祉のためとか、こういう宣伝を政府はしてきたのでありますが、この消費税6法案が通った後、次の日から、年金問題の改悪が現実の問題として論議され始めたのであります。消費税は中小企業の経営を破壊すると同時に、消費税を価格に上乗せできず、身銭を切って税金を納めるということになりかねません。また事務の負担も大変であります。年間売り上げ 3,000万円以下は納税を免除されますが、仕入れにかかった消費税を上乗せできないために、やはり身銭を切らなければならないというのが実態であります。まさに、消費税は最悪の不公正税制です。 この消費税は廃止すること以外には道がありません。今、岡谷市内を歩いても全国的な幾つかの地方自治体が、消費税は直ちに廃止するように議会議決を得て、関係機関に意見書を上げているのが現実であります。それでは、一たん消費税が導入されれば廃止できないのかというと、そうではないと思います。我が国では敗戦直後、社会党と連立した芦田内閣が、一たんは導入した大型間接税、取引高税を、ますます高まった国民の反対運動、1949年、昭和24年の総選挙における与党の大敗北、日本共産党が4名から35名に当選の大躍進という中で、1年4カ月で廃止をしました。福岡の県知事選挙、熊本、大分の市議選挙、鹿児島の県知事選挙、そして最近では千葉県の県知事選挙に見られるように、まさに昭和24年のときと情勢は似ております。公約違反、国民の80%以上が反対をしております。竹下内閣が13%の支持率というのは、国民的コンセンサスも受けないで、この消費税を強行したそのことにあります。 直ちに、この消費税は廃止するべきものという陳情も上がっておりますし、今、林市長さんを選んだ岡谷市民、27名の市会議員を選んだ有権者の商店、会社を軒並み訪問してください。私たちはこの1月から足を棒にして、聞き取りや、そして懇談を通して、結論は、何としても4月の導入をやめてもらいたい、消費税を廃止してもらいたいという全国各地に起こっている声ではなくて、岡谷市にこの情勢が生まれているという現実にかんがみて、本議会において、どうか賢明なる27人の議員諸公よ、この消費税廃止に向かって、直ちに全会一致で意見書を議決して、直ちに竹下内閣や政府・国会に上げようではありませんか。 私たちが2年前に市会議員に選んでもらったとき、当時の中曽根内閣が、消費税ではなくて売上税と言いました。そして、一昨年の3月8日、この市会が開会された日に、当時あの東京の代々木公園で28万人の全国の数々の国民が集まり、当時は、公明党も署名活動を創価学会の皆さんがやりました。社会党は総評と手を結びました。自民党の人たちも一斉に立ち上がりました。竹下流の今度の消費税の闘いは、巧妙な戦術で、反対運動をうまく取りつくり、そして、御承知のような衆議院の国会のときにはどうでしょう。社会党も、公明党も、民社党も、衆議院議長の私的諮問機関である火種を残していけないというあの姿の中で、具体的に消費税の導入にレールを引くために、テレビカメラの見えるところでは反対ポーズをとり、実際には推進のレールを引いたのが実態であります。ただし、参議院の段階では、我が党と社会党国会議員団は5時間にわたる牛歩戦術もとり、社会党よ、よく頑張ったという評価もあります。しかし、民社党、公明党は完全に自民党一体になりました。ただし、最近の公明党の矢野委員長の発言などに、千葉選挙以後に反対ポーズをとらなければいけないというこの姿も、私たちは認めないわけではありません。どうか、27名の親愛なる岡谷市の市会議員諸公よ、消費税廃止を求める意見書に、満場の歴史的な御賛同をいただいて、直ちに、この意見書を提出できますようにお願いを申し上げまして、提案理由にかえる次第でございます。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。 浜 常治君。 ◆14番(浜常治君) 14番 浜常治です。 この本議案の趣旨は、ただいま山田議員が詳しく説明いたしましたので、よくわかりました。そこで、私は意見として申し上げたいと思いますが、御承知のとおり、本定例会におきましては、消費税絡みの法的に公布された転嫁関連の使用料条例が慎重に審議をされました。その結果、可決をされました。また、平成元年度の一般会計、あるいは湊の財産区を含む9つの特別会計、また3企業会計等につきましても可決をされました。本日、この意見書についての消費税廃止ということは、私たちは心情的に申し上げても、残念ながら直ちに賛成ということはできない、このように考えまして御意見を申し上げます。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第58号を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立少数〕 ○議長(片倉久三君) 起立少数であります。 よって、議案第58号は否決されました。         ----------------- △日程追加 議案第59号 衆議院議員の定数是正に関する意見書 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。ただいま、田中正人君外3名から議案第59号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、この際、議案第59号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議案第59号 衆議院議員の定数是正に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。         (「省略」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 省略の声がありますので、説明を省略することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議がありませんので、説明を省略いたします。 お諮りいたします。本議案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第59号を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。         ----------------- △日程追加 議案第60号 消費税の凍結及びリクルート真相究明に関する意見書 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。ただいま、宮崎福二君外3名から議案第60号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、この際議案第60号を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議案第60号 消費税の凍結及びリクルート真相究明に関する意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 宮崎福二君。         〔20番 宮崎福二君 登壇〕 ◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。 本文を読んで提案理由にさせていただきます。消費税の凍結及びリクルート真相究明に関する意見書。消費税法は、平成元年度4月1日から実施されることになっているが、国会において十分審議が尽くされないまま成立している。このため、国民生活や地方自治体を混乱させ重大な影響を与えている。また、国政におけるリクルート疑惑の現状に、国民は政治への不信感を増大させる一方である。よって政府及び国会は、国民生活擁護の上から下記事項について対処されるよう強く要望します。記。1 国民的合意の得られていない消費税は当面実施時期の延期をされたい。2 当面延期するなかで、逆進性や不公平感等欠陥の多い同税は、無期凍結又は撤廃をされたい。3 リクルート疑惑の真相を、徹底的に究明して国民の前に明らかにすること。以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出します。平成元年度3月22日。以上でございます。 ○議長(片倉久三君) お諮りいたします。本議案については、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片倉久三君) 御異議なしと認めます。 よって、直ちに質疑、討論に入ります。 質疑なり御意見はありませんか。 小沢竜美君。 ◆27番(小沢竜美君) 27番。 消費税市会と言ってもいい議会が終わるわけでありますけれども、この予算書あるいは条例等をめぐって、消費税についていろいろな見解が委員会レベル、あるいは私的な段階も含めて出されたようでありますけれども、その一つに、法律として定まってしまっているからという考え方があるようでありますが、私ども、先ほど大変残念でありますけれども、否決されましたが、国民のためによくないという法律を改定してほしい、やめてほしいという運動は、私は民主主義の基本的な原理の一つだというふうに思います。そういう意味で、先ほど浜議員さんからも御意見があったわけでありますけれども、確かに、消費税問題を含む一連の議案が議決をされました。しかし、それとは全く次元を異にして、将来的に消費税を廃止をしてほしいという市民的な要望を議会として受けとめていくことは、決して矛盾するものではない。消費税関係の条例に賛成をし、消費税関係が入っている予算に賛成をなされたとしても、将来的に、この法律は一刻も早く廃止をしてほしいという意見表明をすることは、いささかも矛盾するものではない。 浜さんも心情的にというお話がありましたけれども、私どもは将来に向かって一層大きな廃止の運動を進めていきたいと思いますし、御理解をお願いしたいと思います。そういう立場で、大変似通ったような感じのする意見書でございますので、日本共産党の議員団の見解として明確にしておきたいというふうに思います。提案理由にかえられて朗読をいただきました前段については全くこのとおりで、私どもも、こういう考え方に異を挟むつもりはありません。その後、記以下の具体的な問題ですけれども、当面実施を延期しろということは、法律そのものについて、根本的な異議の申し立てをする立場とは相いれないというふうに考えなければいけないというふうに思います。さらに、当面延期する中で、数々挙げられている欠陥の多い同税は、無期凍結、または撤廃ということは、事実上は廃止を求める言葉と同意語と理解をしてよかろうと思うんです。そうなら、やはり圧倒的な国民の声である消費税を廃止をしてもらいたいという声にストレートにこたえる形で我々は対応していくべきではないだろうか。 リクルート疑惑の真相については、今なお、中曽根前総理大臣の国会喚問その他、重要な案件として残されて、これも国民の非常に強い要望でありますから、3番目については反対をする理由は全くありませんし、一層力を合わせて進めたいと思いますけれども、同一議案として出されておりますので、全体には、今申し上げたような理由で、反対をしたいと思います。なお、提案者の中に、私どもの提案いたしました議案に賛同くださった方もいるわけで、一層今後、論議等を通じて消費税廃止への確かな一つの道を探していく努力を、私どもといたしましても努めてまいりたいということを申し上げて、反対を表明いたしたいと思います。 ○議長(片倉久三君) 増沢千明君。 ◆16番(増沢千明君) 16番 増沢です。 反対の立場で討論に加らせていただきます。 まず、今議会、消費税が導入されているということで、各議案につきまして賛否採決が行われてきたわけでございますが、その議案に賛成され、起立された議員さんを含め、4名の方の議員提案による消費税凍結、または撤廃されたいとの意見書提出については、その基本的なお考え、姿勢について、私どもには全く理解がいきません。それが反対の理由の1点であります。また消費税についての議論は、先ほど来、同僚の浜議員からも行われましたので、この場で重ねての議論は避けますが、先ほど来、提案者で、提案理由を述べられました宮崎議員は、今年度に限って予算は反対するというような討論があったわけでございますが、それらにつきましても、ここに書かれてある議案の趣旨とは、いささか違うのではないかと、私はそういうふうに考えざるを得ません。リクルートの問題につきましては、これはかつて岡谷市議会において同様の意見書の提出が既になされております。同内容のものを重ねて提出する必要につきましても、どうかとも考えまして、以上の理由を申し上げまして、同議案につきましては反対いたします。 以上です。 ○議長(片倉久三君) ほかにございませんか。--これにて質疑、討論を終結いたします。 これより議案第60号を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。         〔起立少数〕 ○議長(片倉久三君) 起立少数であります。 よって、議案第60号は否決されました。         ----------------- △市長あいさつ ○議長(片倉久三君) 以上で、今定例会の議事のすべてを議了いたしました。 閉会前に市長のごあいさつをお願いいたします。 市長。         〔市長 林泰章君 登壇〕 ◎市長(林泰章君) 平成元年第1回岡谷市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今定例会に市側から御提案申し上げました案件につきましては、慎重な御審議をいただき、いずれも原案どおり御議決を賜りまして、厚くお礼を申し上げる次第でございます。 議案審議並びに一般質問を通じまして、議員各位からいただきましたそれぞれの意見につきましては、努めて配意いたしまして、市政運営に当たってまいりたいと考えております。また、平成の時代を迎え、活力と潤いのあるまちづくりを目指して、市民の皆様方とともに一層努力をいたすべく決意を新たにいたしておるところでございます。今後とも一層の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)         ----------------- ○議長(片倉久三君) これにて平成元年第1回岡谷市議会定例会を閉会いたします。         午後11時42分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成元年 3月22日      岡谷市議会議長   片倉久三      岡谷市議会仮議長  羽吹義雄      岡谷市議会議員   大沢章則      岡谷市議会議員   増沢千明...